福岡県民共済に加入している場合引越したらどうなる？手続きの方法を解説

県民共済とは？

県民共済とは、全国生協連と生活協同組合が運営する保険事業です。
加入すれば、病気やけがで入院した場合や亡くなった場合に保険金を受け取れます。
民間の傷害保険や生命保険と同じですが、掛け金が月額2,000～4,000円と安いことや、年齢が上がっても掛け金が変わらないといったメリットがあります。
そのため、「掛け金をできるだけ抑えて一定の保障が欲しい」といった方に人気です。
「県民共済」という名前のとおり、加入するには都道府県に住んでいる人、もしくは職場があって通勤している方が対象です。
例えば、福岡県民共済は福岡に住んでいる方や、福岡県に通勤している方が加入できます。
県外に引越したり福岡県に職場がなくなったりした場合は、加入資格を失います。

福岡県民共済に加入している方が引越しする際に必要な手続き

福岡に限らず県民共済に加入している方は、引越しする際は注意が必要です。
以下のような場合、引越ししても住所変更以外の手続きは必要ありません。

＜引越しをしても特別な手続きが必要のないケース＞

• 福岡県内に引越しする
• 福岡県外に引越ししても職場が福岡県内にあって通い続ける場合

前述したように県民共済は加入者に条件があり、福岡県に住んでいる方か、福岡県内に職場がある方でないと加入できません。
そのため、福岡県内に引越した場合や県外に引越したけれど職場が福岡にあって通勤している場合は、問題なく加入し続けられます。
一方、以下のような場合は県民共済の移動が必要です。

＜県民共済の移管手続きが必要な場合＞

• 福岡県外に引越しする
• 福岡県の職場から別の県に移動した

ただし、進学を機に子どもが県外に出た場合は、移管手続きが必要のないケースがあります。
共済によって判断が異なるので、まずは問い合わせてみましょう。
なお、県民共済の移管手続きをしなかったからといって、すぐに保障が打ち切られることがありません。
そのため、福岡県外に引越しする場合は引越し先の県民共済に移管するか、県民共済を退会して別の民間保険に加入するか検討しましょう。

福岡県民共済から別の県民共済に移管したい場合の注意点

県民共済は47都道府県のネットワーク事業です。
そのため、「福岡県から県民共済のない県に引越してしまった」といった事態にはなりません。
しかし、県民共済を移管する際はいくつかの注意点があります。
ここでは、移管手続きをする際の注意点を紹介するので、参考にしてください。

かけ金を払う口座に関する注意点

県民共済のかけ金を口座引き落としにしている場合、県外でも同じ口座で引き落としが可能か確認しましょう。
現在加入している県民共済の引き落とし口座が、移管先で対応していない場合があります。
特に、福岡県内にしか支店がない地元密着型の金融機関の場合は、新しい口座を開く必要があります。
移管先の県民共済がどのような金融機関に対応しているか事前にチェックしておきましょう。
なお、引き落としに利用していた口座が空になり、もう使わない場合は口座を閉じる手続きをしてください。
休眠口座がたくさんあると管理も大変になり、将来的に管理料が発生する可能性があります。

移管方法を確認したうえで手続きをする

県民共済は全国ネットワークがありますが、都道府県によって移管に関する手続き方法が異なります。
そのため、引越しが決まって共済の移管が決まったら、まずは移管方法をチェックしてください。
福岡県民共済に加入すると、ホームページ内に「マイページ」がつくってもらえます。
そこから移管先の県民共済へ問い合わせも可能です。
また、電話やメールでも問い合わせができます。
「福岡県民共済はこの手続きで大丈夫だったが、別の県民共済では違う」といった場合もあるので、確認は入念におこないましょう。

基本的に保障内容は引き継げる

県民共済を移行した場合も、保障内容は引き継がれます。
掛け金もそのままで大丈夫です。
ただし、移管をきっかけに保障の内容を見直したい場合は、改めて移管先に問い合わせてください。
別途手続きが必要になるケースもあります。

退会したい場合は退会手続きを行う

県民共済は安価なかけ金で、一定の保障が受けられるのが最大のメリットです。
その一方で、保障の内容が民間の保険に比べると薄かったり、障害保障はなかったりするデメリットもあります。
引越しを機に県民共済を退会し、別の民間保険に加入したい場合はそのまま加入手続きをしてください。
なお、県民共済は原則としてかけ捨てです。
退会しても今まで加入したかけ金はかえってきません。
そのため、長年加入し続けたかたほど、退会には慎重になりましょう。

福岡県外への引越しは手続きがたくさんある

福岡県外へ引越しする場合、県民共済以外にも手続きが必要なものがたくさんあります。
一例を挙げると以下のとおりです。

＜福岡県外に引越しする場合に必要な手続き＞

• 転出届
• 国民健康保険の手続き
• 介護保険の手続き
• 子どもの転校手続き
• 車関係の手続き
• 電気・ガス水道等の手続き
• 加入しているサービスに関する手続き

近年は、電気・ガス・水道などのライフラインの手続きをはじめとして、オンラインで手続きできるところも増えました。
しかし、転出届や国民健康保険に関する手続きなど、まだ対面手続きが必要なものがあります。
引越しに関する手続きをスムーズに行う場合は、以下のようなことを実践してみましょう。

＜福岡県外に転出するために必要な手続きをスムーズに行うポイント＞

• オンラインで行える手続きと対面手続きが必要なものをわける
• 手続きがいつから可能かチェックする
• 対面手続きをまとめて行う日を作る
• オンライン手続きもまとまって行うと忘れない
• 日程に余裕をもって最終チェックをする日を作る

特に、対面手続きが必要なところは、忘れてしまうと後から手続きが難しくなります。
また、手続きに期限があるところは、締め切りも確認しておきましょう。
そうすれば、引越し作業が忙しくても忘れずにすべての手続きができます。

福岡で引越し業者選びに迷ったらジャック引越センターにおまかせ

引越しにはいろいろな手続きが必要ですが、並行して引越し業者選びも必要です。
福岡にはたくさんの引越し業者があるので選択肢が豊富な一方、迷って決められない方も多いでしょう。
引越し業者選びに迷ったら、ジャック引越センターに相談してみましょう。
ジャック引越センターは福岡に本拠地を置いている引越し業者です。
全国への引越しに対応しているだけでなく、即日対応、豊富なオプションといった柔軟なサービスや料金の安さを強みとしています。
個人の引越しはもちろんのこと、法人の引越しも対応しているので、ファミリーから単身者、会社の引越しなどもご相談ください。
なお、ジャック引越センターは、テレビやラジオのCMを行っておらず、一括見積もりサイトにも無登録です。
したがって知名度は低めですが、その分引越し料金に還元しているので引越し料金がお得です。
また、以下のような無料サービスを実施中です。
＜無料で実施中のサービス＞

• 大型家具の解体・組立て
• 洗濯機・照明器具の取り付け取り外し
• 梱包資材をお届け

このほか、有料ですが荷物の一時預かり、エアコンの設置や取り外しなども行っています。
詳しい見積もりの作成は、電話、メール、LINE（単身者のみ）で依頼可能です。

まとめ：県民共済は福岡県外に引越しする場合は移管手続きが必要

福岡県民共済に加入している方は、福岡県外に引越す場合は移管手続きが必要です。
わからないことがあったら早めに問い合わせて、期限内に手続きをしましょう。
また、引越し業者選びに悩んでいる方は、ジャック引越センターの利用を検討してみましょう。
まずは、見積もりをご依頼ください。