福岡市内で引っ越しする場合の費用相場や必要な手続きを解説
引越し準備福岡市内の引っ越し費用は何で決まる?
引っ越しの費用は、以下のような点で決まります。
- 引っ越しする距離
- 荷物の量
- 部屋の広さ
- 引っ越しの時期
引っ越しをする距離が遠く、荷物が多いほど引っ越し料金は高くなります。
福岡市内から市内への引っ越しは、遠くても距離は50km程度でしょう。
荷物の量や引っ越しの時期による費用の目安は以下の表のとおりです。
引っ越しする時期 | 単身 | 2人家族 | 3人以上の家族 |
通常期(5~8月・10~2月) | 3万5,000円前後 | 6万~8万円台 | 7万~9万円台 |
繁忙期(3~4月・9月) | 5万~5万5千円台 | 8万円台 | 10万~12万円台 |
家族が多いほど引っ越し料金が高いのは、それだけ荷物が多いためです。
また、端子者は1Rや広くて1LDKに住んでおり、3人家族以上ならば2LDK以上の家に住んでいます。
そのため、家族が多いほど引っ越し費用は高めです。
また、3~4月は引っ越しする方が多いため、どうしても引っ越し費用は高くなります。
そのうえ、引っ越しの予約も取りにくくなるため、繁忙期に引っ越しする場合は福岡市内の引っ越しとはいえ、早めに業者に依頼しましょう。
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福岡市内での引っ越しは自分で可能?
近場への引っ越しの場合、「自分で引っ越し作業を行えば安く済むのではないか」と考える方もいるでしょう。
しかし、以下のような点からおすすめできません。
- 大型家電や家具の運搬は個人では難しい
- 集合住宅の場合は共用部を傷つける恐れがある
- トラックをレンタルしたり梱包材を購入したりする費用を合計すると引っ越し業者に依頼するより高くつく場合がある
大型家具や家電を部屋から運び出し、トラックに乗せて目的地まで運び、引っ越し先でトラックから降ろして設置するのは、とても大変です。
ファミリー向けの冷蔵庫や洗濯機は100kg以上の製品もあります。
家族だけでの引っ越し作業は不可能と考えましょう。
また、アパートやマンションからの引っ越しは荷物の運搬する際に共用部を養生し、傷がつかないようにしなければなりません。
もし、傷ついた場合は修理費を請求される可能性もあります。
さらに、トラックのレンタル代、ダンボールなどの梱包材の購入費を全て足せば、引っ越し業者に依頼したほうが安いかもしれません。
ただし、単身者の引っ越しで大型家具・家電が全くない場合は自分で引っ越し作業を行うことは可能です。
服や日用雑貨をダンボールに梱包し、宅配便やワゴン車などで運びましょう。
1人では難しいですが、数人作業を手伝ってくれる人がいれば可能です。
福岡市内への引っ越し費用を節約する方法は?
福岡市内間の引っ越し費用を節約する方法には、以下のような方法があります。
- できる限り荷物を減らす
- 平日に引っ越しをする
- 通常期に引っ越しをする
- 午後便を利用する
- 地域密着型の業者を利用する
荷物が多くなるほど、使用するトラックが大きくなって作業するスタッフも増えます。
荷物を減らせば引っ越し料金を節約できるでしょう。
例えば、いらない家具家電・服類・おもちゃなどを全て引っ越し前に処分するだけで荷物を減らせます。
また、実家から独立する場合は、家具家電を新居に届くようにしてもらうなどすれば、引っ越し荷物を減らせるでしょう。
近場の引っ越しの場合、引っ越しが平日でも対応できる場合があります。
平日は依頼が少ないため、料金設定が低めな業者も多いです。
値引きにも応じてもらいやすいでしょう。
また、引っ越しには午前便と午後便があり、午後に出発する午後便のほうが値段は安めです。
同じ市内ならば、午後にトラックが出発しても問題ないこともあるでしょう。
このほか、引っ越しプランはできるだけシンプルなものを選択しましょう。
スタッフに依頼するのは荷物の運び出しのみで、梱包や開封は自分たちで行います。
引っ越し業者に依頼する部分が少ないほど、値段が安くなると覚えておきましょう。
福岡市内に引っ越す場合の引っ越し業者の選び方
福岡市内間で引っ越す場合、全国に支店を持つ大手引っ越し業者と地域密着型の引っ越し業者の2種類から業者が選べます。
全国に支店がある大手引っ越し業者のメリット・デメリットは以下のとおりです。
- サービスが豊富
- 値段設定が明確
- 知名度が高い安心感
- 繁忙期は予約が取りにくい
- 細かい要望が聞いてもらいにくい
一方、地域密着型の引っ越し業者のメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 繁忙期でも予約が比較的取りやすい
- 細かい要望が聞いてもらいやすい
- 大手業者に比べると実施しているサービスが少ない
- 補償範囲が大手企業に比べると狭い場合がある
- 引っ越しできる範囲に限りがありやすい
地域密着型の引っ越し業者は、引っ越しできる範囲が福岡県内とその周辺のみと限られているところもあります。
引っ越しできる範囲が狭い分、繁忙期でも予約が取りやすいでしょう。
また、大手企業より実施しているサービスの内容は少ないですが、細かい要望が聞いてもらいやすい傾向です。
福岡市内に引っ越す場合に必要な手続きは?
同じ市内での引っ越しであっても以下の手続きは必要です。
- 電気・ガス・水道の手続き
- インターネットの住所変更手続き
- 銀行などの住所変更手続き
- 転出届・転入届
- 子どもの転校・転入手続き
同じ市内での引っ越しでも、公共料金や金融機関の住所変更手続きは必要です。
インターネットの契約なども同じプロバイダーを使い続ける場合は、住所変更をしましょう。
子どもが公立の小中学校に通っている場合は、転校・転入手続きが必要な場合もあります。
プロバイダーを変える場合は、解約手続きをしてください。
福岡市には7つの区がありますが、同じ区内で引っ越しする場合は転入届・転出届は不要です。
住所変更届だけ行いましょう。
区が異なる場合は、それぞれの区役所に転出届・転入届が必要です。
なお、転入届は引っ越し後でしか提出できません。
引っ越し前後はやるべきことが多く、用事はまとめて済ませたいと思うかもしれません。
しかし、ルールは守りましょう。
なお、現在はインターネットで住所変更ができるものも多いので活用してください。
福岡市内で引っ越しする流れ
近場であっても、引っ越しをする際の流れは基本的に同じです。
- 引っ越す日1ヵ月前になったら、賃貸契約の解約を告げる
- 同時期に自治体にゴミとして処分する不用品の処分をはじめる
- 子どもが転校する場合は、転校手続きを行う
- しばらく使わないものから荷造りを始める
- 引っ越す1週間前までには電気・ガス・水道の解約手続きやプロバイダー等の解約、住所変更手続きを終らす。
- 必要ならば転出手続きを行う
- 引っ越し前日までに荷造りを終える
- 引っ越し後、住所変更手続きが必要なものは手続きをする
なお、住所変更手続きをする場合は、一番最初に運転免許証などの身元を証明できるものから行いましょう。
運転免許証の住所が違っていると、住所変更ができない場合もあります。
福岡市内での引っ越しであってもやることは同じ
近場の引っ越しであっても、行うことは変わりありません。
区が変わる場合は転出届・転入届が必要です。
また、近くであっても全ての引っ越し作業を自分で行おうと思わないほうがいいでしょう。
家具・家電の搬出や輸送は思っている以上に大変です。
家具や家電をぶつけて壊した、トラックを借りるのに費用がかかったとなれば、素直に引っ越し業者を依頼したほうが手間も費用もかかりません。
引っ越し費用を節約したい場合は、荷物をできるだ減らすなどの工夫をしましょう。