福岡で引越しする際に不動産はどうする？管理方法や注意点を解説

福岡で空き家を放置して引越すデメリット

「福岡に不動産を持っているが、遠方に引越すことが決まった」といった事例は決して珍しくありません。
「とりあえず空き家にしておいて、後で考えよう」と思っている方もいるでしょう。
しかし、空き家を放置して遠方に引越すと以下のようなデメリットがあります。

＜持ち家を空き家にして引越しするデメリット＞

• 家が早く傷む
• 管理が行き届きにくくなり、害虫や害獣が発生しやすくなる
• 不法投棄の被害にあいやすくなる
• 家が倒壊した場合は責任を問われる
• 不審者が侵入する恐れがある

人が住んでいない家は早く傷みます。
特に、締め切ったまま放置しておくと湿気の逃げ場がなく、カビや腐食の原因になるでしょう。
マンションやアパートのような集合住宅でも、湿気で壁や天井にカビが生えるケースもあります。
また、上下水道も使わなければサビが発生しやすくなります。
このような事態を防ぐには、最低でも1ヵ月に1度は家の風通しを行いましょう。

また、庭付き一戸建ての場合は草木が伸びて害虫・害獣が発生する可能性があります。
庭木や下草が伸び放題になると荒んだ雰囲気となり、不法投棄が行われたり不審者が侵入する恐れもあるでしょう。
このほか、放火される可能性が高まったり、築年数の経った家だと倒壊したりするケースもあります。
家が倒壊したり不法投棄の被害にあったりしても、持ち主が管理責任を問われる可能性もあります。

持ち家があるが遠方に引越す予定ができた場合は、空き家を放置しておかないのが一番です。

福岡で不動産を残して引越しする際の対処法

福岡で不動産を残して引越しする際の対処法には、以下のような方法があります。

＜福岡で不動産を残して引越しする際の対処法＞

• 不動産を貸す
• 不動産を売却する
• 不動産の管理を第三者に依頼する

一つずつ詳しく紹介するので参考にしてください。

不動産を貸す

不動産を賃貸に出すと、入居して不動産を管理してもらえるだけでなく賃料まで入ってきます。
家やマンションの一室はもちろんのこと、土地も賃貸に出せます。
エリアによっては賃料も高めに設定できるでしょう。
例えば、一戸建てが不要になったが土地は売却したくない場合は土地を駐車場や駐輪場にして貸し出す方法もあります。
なお、更地を放置すると固定資産税が家が立っているときより大幅に上がります。
更地のままにしておくよりは、駐車場や駐輪場にするのもおすすめです。
このほか、別所に家を買ってしまい「福岡に戻る可能性はとても低い」といった場合は、住宅用借地として貸し出す方法もあります
ただし、不動産を貸す場合は借り手が見つからなければなりません。
不動産業者に相談すれば、借手を探す仲介をしてくれるので積極的に利用しましょう。
また、「住宅ローンが残っている家を数年間だけ人に貸したい」といった場合は、債権者の許可が必要です。
住宅ローンの場合はローンを借りた金融機関に許可を得ましょう。
なお、住宅ローンは原則として自分が住むための家にしか使えません。
賃貸物件には認められないので、必ず債権者に相談してください。

不動産を売却する

福岡から引越してもう戻らない場合や、不動産を所有しているメリットがない場合は不動産を売却する方法があります。
不動産は所有している限り固定資産税が発生します。
固定資産税は土地の価格によって異なり、立地条件が良くて広い場所だと高額になる可能性もあるでしょう。
一例を挙げると、福岡市中央区の天神周辺などは人気が高い傾向です。
また、分譲マンションの場合は所有している限り管理費も必要です。
売却すれば、まとまったお金が手に入るので将来の役にたつでしょう。
しかし、不動産も買い手がいなければ売れません。
福岡県でも福岡市をはじめとして都市部ならすぐに売却できる可能性がありますが、郊外だとなかなか売却できない場合もあります。
そして、一度売却してしまった不動産を買いなおすのは大変困難です。
売却するのを迷っている場合は、ほかの方法がないか不動産会社にも相談して一度検討してみてもいいでしょう。
さらに、土地の売買は手間がかかります。
何度も福岡と引越し先を行き来しなくてはなりません。
このほか、1つの不動産を複数で所有している場合は不動産の権利を持つ全員に許可を取る必要もあります。
共有名義の不動産を売却したい場合は時間をかけて話し合いを行いましょう。

不動産の管理を第三者に依頼する

持ち家を福岡に残して引越しするが5年後くらいに戻ってくる予定といった場合や、今すぐ賃貸や売却する決心がつかないといった場合は、不動産の管理を第三者に依頼する方法があります。
近年、空き家の対策に悩んでいる自治体は多く、NPO団体やシルバー人材センターなどが空き家の管理を行っているところもあります。
一定の金額はかかりますが、家の換気をしたり庭の草取りや剪定を行ったりしてくれるのがメリットです。
特に、一定期間県外に住むが、いずれ福岡に戻ってくる場合、第三者に管理を依頼しておけば戻ってきてもスムーズに元の家に住むことができます。
不動産の管理は不動産業者や専門の業者が行ってくれます。
インターネットを検索すればいろいろな業者がヒットするので、複数の業者を比較して検討してみましょう。
ただし、5年以上不動産を放置しっぱなしにしておくと固定資産税に加えて管理費もかかってきます。
売却か賃貸か迷っている場合は、長くても1年以内に決着をつけるのがおすすめです。

福岡で引越しするならジャック引越センターがおすすめ

福岡にはさまざまな引越し業者があります。
その一方で、
「福岡市内で引越ししたいが、できるだけ料金を抑えたい」
「福岡から大阪や東京など遠方へ引っ越すので、質の高い業者をさがしている」
といった依頼者の悩みもさまざまです。

ジャック引越センターは、福岡を拠点とした地域密着型の引越し業者です。
大手引越し業者と遜色のないオプションや柔軟な対応、お得な引越し料金等を強みとしています。
しかし、ジャック引越センターはテレビやラジオでCMをしたり一括見積もりサイトの利用をしたりしていません。
その分、広告費にかける費用を引越し料金に還元しています。
そのため、知名度は大手引越し業者には及びません。
その一方で、福岡の地元密着型引越し業者の中でも引越し料金を安価に設定しています。
また、豊富な引越しプランのほか、ジャック引越センターでは以下のような有料サービスを実施しています。

＜ジャック引越センターが実施中の有料サービス＞

• 不用品の買い取り・回収
• エアコンの取り付け・取り外し
• 電気工事全般
• ピアノ搬出
• 重量物搬出
• 荷物の一時預かり

シンプルな引越しプランに有料オプションを付ければ、費用を抑えつつ満足する引越しプランができあがります。
ジャック引越センターは、電話・メール・LINE（単身者のみ）で見積もりの依頼が可能です。
安く、かつ満足できる引越し会社を探している場合は、見積もりを依頼して他社と比較してみましょう。

まとめ：福岡で引越しする場合は不動産の管理をどうするか決めておこう

福岡は九州で最も人口が多い都道府県である一方で、家族を持ったら家を購入する方も多い傾向があります。
持ち家があるのに遠方へ引越しが決まったという場合は、不動産をどうするのか決めておきましょう。
家族で引越しする場合は、遠方に住む期間だけ賃貸に出すなどの方法がおすすめです。
その一方で、不動産を放置したまま引越してしまうと固定資産税等で余計な費用がかかるほか、空き家が倒壊すると管理責任が問われます。
引越しが間近になると引越し準備で忙しくなります。
引越しが決まった時点で、不動産をどうするか家族や親族で話し合いましょう。
そうすれば、金銭的にも心理的にも負担なく引越しができます。