引越し業者に不用品の処分を依頼できる？メリットと注意点を解説

引越し業者に処分を目的に不用品を回収してもらうことは可能

引越し業者に不用品の処分を目的に回収を依頼することは可能です。
引越しの際は不用品がたくさん出ます。
全てを処分して荷物を少なくして引越し作業日を迎えるのが理想です。
しかし、自治体のゴミ出しルールは年々厳しさを増している傾向です。

例えば、福岡市は指定されたゴミ袋に入らない家具や家電は粗大ゴミ扱いになります。
粗大ゴミは電話やLINEで回収を予約し、指定された料金を支払って回収してもらわなければなりません。
申し込んでから回収日までは約1週間程度かかり、急な依頼には対応していません。
即日に処分したい場合は、ゴミ処理場に持ち込む必要があります。

引越しの荷造りに1ヶ月程度の時間がかかるならば問題ありません。
しかし、急な引越しが決まった場合や引越し作業の荷造りが直前までできない場合は、不用品の処分が間に合わない場合もあるでしょう。
その際は、引越し業者に処分を目的に回収してもらうと便利です。

引越し業者に処分を目的に回収してもらえる不用品・できない不用品

引越し業者に処分を目的とした回収をしてもらえる不用品は、業者によって異なります。
ただし、以下のような物品は回収してもらえる可能性が高いでしょう。

＜引越し業者に処分を目的に回収してもらえる可能性が高い不用品＞

• 大型家具・家電
• 小型家電・生活用品
• 自転車・アウトドア用品
• 雑貨類・被服

 

冷蔵庫（冷凍庫）・エアコン・洗濯機・TVといった家電リサイクル法の対象家電は回収してくれる業者と回収していない業者があります。
見積もりを依頼する際に確認してみてください。
そうすれば、自分で処分する不用品と引越し業者に依頼する不用品が早めにわかります。

＜引越し業者に処分を目的に回収してもらうのが難しい不用品＞

• タイヤ
• 楽器などの大型の特殊な品物
• 農薬・塗料・化学薬品などの特殊なもの
• バッテリー類
• その他引っ越し業者が「回収しきれないもの」と定めたもの

 

引越し業者の業者が回収できないものは業者ごとに異なります。
しかし、家電リサイクル法の対象家電以外に自治体が回収できないものは回収できない可能性が高いです。
特に、タイヤや農薬、塗料、バッテリーなどは回収先が決まっているケースも多いので、まずは問い合わせてみてください。
また、生ゴミや燃えるゴミのようなものも回収してもらえません。
このようなゴミは、事前に可能な限り処分しておきましょう。
アパートやマンションのような集合住宅の場合、事情を話せば管理会社や大家さんが特別にゴミ収集場に置かせてくれる可能性があります。

 引越し業者に不用品の処分を依頼するメリット

ここでは、引越し業者に不用品の処分を依頼するメリットを紹介します。
引越し準備はやることがたくさんあるので、可能な限り効率的にやることを片付けていくのがおすすめです。

引越しと不用品処分が1日で完結する

引越しの作業日と同日に不用品回収ができるため、スケジュール管理が楽になり、非常に効率的です。
例えば、不用品の処分に半日～1日費やす場合は、その時間で荷造りができるでしょう。
仕事や学業で忙しい人にとっては大きなメリットです。

自分で収集場所まで大型家具や家電を運ばずに済む

福岡市の場合、粗大ゴミは原則として収集場所まで自分で持っていく必要があります。
そのため、女性や高齢者など力が弱い方は収集場所まで不用品を持っていくのが難しい場合もあるでしょう。
引越し業者に依頼すれば、スタッフが搬出まで行ってくれます。
特に、重量がある大型の家具や家電を安全に処分できます。

不用品の種類が多くても一括で対応してくれる

引越し業者ならば、以下のようなものも一括で回収してくれる可能性があります。

＜引っ越し業者に一括処分を依頼できる可能性があるもの＞

• 家電リサイクル対象品
• 大型家具
• 被服・雑貨類
• 小型家具・家電類

 

前述したように1日で不用品が片付けられれば、その分他の引越し作業に集中できます。
また、引越し会社に依頼すれば引越し作業と同時に回収してくれるので、より効率的です。

緊急の引越しでも対応しやすい

「急に転勤が決まった」「退去日が近い」そんな場合は、自治体の予約では間に合わないことも多いです。
引越し業者なら引越しの見積もりを行う際に申し込めば対応してくれることが多いため、急ぎの引越しに向いています。

 見積もり時にまとめて料金が把握できる

引越し会社に不用品の回収を依頼すると引越し費用に不用品処分費用を加えた金額で見積もりを作ってもらえます。
そうすれば、総費用がトータルで見積もりに出てくるので、最終的にかかるお金が把握しやすくなります。
別途、不用品回収の専門業者に依頼するより予算の配分に苦労せずに済むでしょう。

引越し業者に「不用品処分」を依頼するデメリット

一方、引っ越し業者に不用品を処分目的に回収してもらう方法にはデメリットもあります。
ここでは、デメリットの代表例を紹介しますので、把握しておくと判断の参考にしてください。

自治体回収より費用が高いことが多い

自治体に粗大ゴミの回収を依頼するより、引越し業者に回収を依頼したほうが費用は高めです。
大量に不用品を回収してほしい場合は、正確な見積もりを出してもらった上で比較検討してみてください。
あまりに高すぎると思ったら、自分で処分できるかどうか検討してみましょう。

業者によって対応できる不用品が異なる

引越し業者すべてが不用品の回収を依頼できるとは限りません。
不用品の回収を行っていない業者もあります。
また、家電リサイクル法対象品を回収できない業者もあります。
見積もりの際に、引越し業者にどのようなものを回収してくれるのか確認してください。

不法投棄の心配がある

個人で「引越し作業、不用品処分を行います」と商売している業者の中には、不法投棄を行っているところもあります。
不法投棄をする業者はゼロではありません。
実績がある業者を探す必要があります。
異様に安い業者、見積もりを出さない業者などには依頼しないほうがいいでしょう。

不用品を回収してくれる引越し業者を探しているならジャック引越センター

不用品を回収してくれる引越し業者を福岡で探しているならば、ジャック引越センターに相談してみましょう。
ジャック引越センターでは、有料オプションで不用品の回収を行っています。
ジャック引越センターは、福岡に本拠地を置く地域密着型の引越し業者です。
同社は、全国の引っ越しに対応しており、家族・単身・法人まで幅広い引っ越しに対応しています。
なお、ジャック引越センターはテレビやラジオのCMをしたり一括見積もりサイトに登録したりしていません。
そのため、知名度は大手引っ越し業者に比較して低めですが、その分引っ越し料金はお得になっています。
また、不用品回収以外に、大型家電の設置・取り外し、荷物の一時預かりなどのオプションを用意しています。
シンプルな引っ越しプランに必要なオプションを追加すれば、費用を抑えて希望通りの引越しが可能です。

まとめ

引越しの際に業者に不用品の回収を依頼できれば、引越し作業の負担は大幅に減らせます。
引越しが急に決まった場合や、育児や仕事で忙しい場合はオプションで不用品の回収の利用を検討してみましょう。
ジャック引越センターでも、有料オプションで不用品の回収を行っています。
まずは、見積もりを依頼して予算内に収まるか確認してみてください。