引っ越しの見積もりを業者に依頼する手順｜失敗しない業者選びのポイントも解説

引っ越しの見積もりは複数業者に依頼するのが一般的

引っ越し料金は、同じ作業内容でも業者ごとに大きく差が出ることが珍しくありません。
また、引っ越し料金は引っ越しの時期や旧居と新居の距離、運搬する荷物の種類や量で大きく変わります。
そのため、引っ越しに定価はないと考えましょう。
さらに、オプションサービスの種類や価格、トラックの大きさ、作業員数、梱包サービスの有無なども引っ越し業者ごとに異なります。
そのため、複数の業者を比較することで、同条件での相場を知り、自分の条件に最も合ったプランを選ぶことができるのです。

引っ越し作業の見積もりを業者に依頼する手順を解説

ここでは、引っ越し作業の見積もりを業者に依頼する手順をご紹介します。
一口に見積もりといっても、以下のような種類があります。

＜引っ越し作業の見積もりの種類＞

• Web（オンライン）見積もり
• 訪問見積もり
• 一括Web見積もり
• 電話見積もり

 

この中で、一括Web見積もりは引っ越し業者以外が運営しています。
引っ越し業者は一括Web見積もりサイトに登録して、ピックアップしてくれた利用者にセールスをかける仕組みです。
一括Web見積もりは自己申告なので、正確な見積もりではありません。
また、一括Web見積もりに登録していない引っ越し業者もたくさんあります。
引っ越しの見積もりは、Web見積もりか訪問見積もりを利用しましょう。

見積もりを依頼する引っ越し業者を探す

まずは、見積もりを依頼する引っ越し業者を探しましょう。
ピックアップするポイントは以下の通りです。

＜業者探しのポイント＞

• 大手と地元密着型の業者をバランスよく選ぶ
• 口コミや評価が高い会社を優先
• 依頼したい作業がプランの中に入っているか
• 有料・無料オプションの種類や有無

 

現在は、インターネットを利用して引っ越し業者を探すのが主流です。
引っ越し業者は大きく分けて「全国に支店を持つ大手引っ越し業者」と「地元密着型の中小規模の引っ越し業者」があります。
どちらも依頼できる基本的な作業の内容に変わりありません。
しかし、対応できる地域の範囲に差があるケースもあります。
地元密着型の引っ越し業者の中には、全国の引っ越しや離島、外国への引っ越しに対応していないところもあるので注意しましょう。
その一方で、大手引っ越し会社は繁忙期になると予約が取りにくいというデメリットがあります。
したがって、見積もりは大手引っ越し業者と地元密着型の業者の両方から取ると比較検討しやすいでしょう。
また、最初の見積もりは5〜8社ほどを候補にするのがベストです。
このくらいの数なら、サービス内容を比較しながらも無理なく情報整理ができます。

Web見積もりを5～8社に依頼する

候補の業者が決まったら、次はWeb見積もり（オンライン見積もり）を依頼しましょう。
Web見積もりは、入力内容をもとに概算費用を算出してくれます。
Web一括見積もりとの違いは、引っ越し業者が独自の基準で見積もりを行っている点です。
業者によっては、LINEを使って動画や写真を送ってもらってそれを基準に見積もりを行うところもあります。
Web見積もりのメリットは以下のとおりです。

＜Web見積もりのメリット＞

• スマホやパソコンだけで即見積もり可能
• 24時間いつでも依頼可能
• 複数社にまとめて依頼できる
• およその費用感を把握できる
• 短時間で見積もりができる

Web見積もりでは、荷物量・現在の住居状況・引っ越し先の条件などを自分で入力します。
そのため、正確さにはやや欠けますがおおよその引っ越し料金を算出できます。
以下の項目をチェックして業者を絞るのがおすすめです。

＜ Web見積もりで比較すべき項目＞

• 見積もり総額の目安
• 追加料金の条件
• オプションの内容や費用
• 梱包資材の提供数
• 予約の可否
• 希望する引っ越し作業日に予約可能か

 

なお、現在はWeb見積もりだけで見積もりを完結できる業者もあります。
しかし、Web見積もりは原則として自己申告です。
また、搬出ルートの下見もできないので、当日追加料金が発生する可能性もあります。
特に、家族での引っ越しはWeb見積もりだけでは正確な料金は算出できないと考えましょう。
Web見積もりの結果をもとに、業者を3~5社までに絞ってください。

 Web見積もりを見て3～5社に訪問見積もりを依頼する

Web見積もりで候補を絞ったら、次は訪問見積もりを依頼しましょう。
訪問見積もりは、引っ越し業者のスタッフが家に訪問して、荷物量の実際の量や搬出経路（階段・エレベーター幅、駐車位置など）を確認して正確な引っ越し料金を算出する作業です。
荷物が多い、ピアノや精密機械、金庫などの特殊荷物がある、エレベーターのない3階以上の集合住宅などは、特にしっかりと引っ越し業者にチェックしてもらいましょう。
引っ越し業者が訪問見積もりで引っ越し業者にチェックされる内容は以下のとおりです。

＜訪問見積もりで確認される内容＞

• 荷物量（大型家具や家電・特殊荷物など）
• オプションの利用の有無
• エレベーターの有無
• 駐車スペースの距離
• 搬出時の難所（階段幅、玄関の形状など）

 

これらを踏まえて、実際の料金が提示されます。
また、訪問見積もりでは以下の内容を確認しておくと、安心して依頼できます。

＜訪問見積もりでの確認ポイント＞

• 最終的な総額（追加料金の有無）
• 提供してもらえるダンボールの数
• 当日のトラックの大きさと作業員数
• 保険の内容
• キャンセル料の基準
• オプション申し込みの締め切り日

 

訪問見積もりの結果、料金や対応が良いと感じた1社を選んで契約しましょう。
なお、訪問見積もりでは、営業担当者が当日の成約を狙って強く契約を迫る場合があります。
しかし、複数社の見積もりを比較する前に契約を結んでしまうと価格交渉の余地がなくなり、相場より高い料金になりやすいです。
その場では契約せず、必ず後日に依頼しましょう。

福岡県での引っ越しならばジャック引越センターに相談しよう

福岡県はたくさんの引っ越し業者がありますが、簡易的なweb見積もりと本格的な訪問見積もりの両方に柔軟に対応してくれる業者を探している方はジャック引越センターがおすすめです。
ジャック引越センターは、福岡に本拠地を置く地域密着型の引越し業者です。
同社はオンラインを利用した一括見積もりサイトを利用していません。
TVやラジオによるCMも行っておらず、宣伝はオンラインのみです。
そのため、知名度は大手引っ越し業者に比較して低めですが、その分引っ越し料金がお得になっています。
webを利用して簡易的な見積もりをしてもらっても、料金のお得さは実感できるでしょう。
訪問見積もりも迅速に行ってくれるので急な引っ越しの際にも便利です。
また、手が空いていれば即日の対応も可能なうえ、全国への引越しに対応、細かいオプションサービスといったきめ細かい対応もしてもらえます。
引っ越し料金を詳しく知ることができる訪問見積もりの依頼は、電話やメール、公式サイトから行えます。
まずは、電話やメール、公式サイトで見積もりの依頼をしてみてください。

まとめ

見積もりを上手に利用すると、満足できる引っ越し作業を依頼できる業者を効率的に見つけられます。
なお、近年はweb見積もりだけで見積もりを完結できる業者もあります。
しかし、web見積もりだけだと当日追加料金が発生する可能性が高まるので、注意が必要です。
正確な見積もりが必要な場合は、訪問見積もりを利用してください。
引っ越し業者選びに迷ったら、幅広いプランを揃えているジャック引越センターに相談してみましょう。