引っ越し見積もり作業は何を見られる？チェックされるポイントを解説

引っ越し作業における見積もりの概要と必要性

引っ越し作業における見積もりとは、荷物の量やサイズ、搬出経路、建物の条件、費用相場などを確認し、正確な引っ越し料金を算出するための作業です。
引っ越し作業にかかる費用は、荷物の量や引っ越し先までの距離、荷物の内容、引っ越し時期などによって変わってきます。
したがって、原則として必ず見積もりは必要になります。
見積もりは複数の業者に依頼し、情報を集めて比較検討してみてください。
見積もりの種類は以下の通りです。

＜引っ越し作業における見積もりの種類＞

• 訪問見積もり：引っ越し業者が実際に家に訪問して荷物を確認して見積もりを作成する
• オンライン（Web）見積もり：オンラインで自己申告をしたり写真や動画を送ったりして見積もりを作成する
• 電話見積もり：電話で見積もりを行う

 

現在の主流となっているのは訪問見積もりとオンライン（Web）見積もりです。
特に、正確な見積もりには訪問見積もりがおすすめです。
家族での引っ越し、荷物が多い引っ越し、ピアノなど特殊な荷物がある引っ越しの場合は訪問見積もりを利用するとスムーズな引っ越しができるでしょう。

訪問見積もりではどこまで見る？

近年は「家に他人を入れたくないのでオンライン見積もりを利用したい」と希望する方も増えています。
しかし、オンライン見積もりではどうしても正確な見積もりが出ない場合も珍しくありません。
ここでは、「訪問見積もりはどこまで見られるのか」が気になる方のために、訪問見積もりでチェックされる代表的なポイントを紹介します。

チェックポイント1：部屋全体の家具・家電の位置と量

訪問見積もりで最もチェックされるのは家具や家電といった荷物の量と位置です。
チェックポイントは以下のとおりです。

＜荷物全体でチェックされるポイント＞

• 冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ベッド、タンス、ソファなど大型家具・家電の量とサイズ
• 解体・梱包が必要な家具
• 搬出が困難な大型荷物（ピアノ・水槽・金庫など）
• こまごまとした荷物の量　（本・雑貨・服・食器など）

 

これらをチェックして、トラックのサイズ・スタッフ人数・作業時間を計算して料金を算出します。
また、提供する梱包材の数もチェックの上、見積もりに加えます。

チェックポイント2：収納スペースの中身

収納スペース（クローゼット・押し入れ・天袋の中）も可能な限りチェックされます。
収納スペースの中には、衣類・書籍・雑貨・書類など、ダンボールに入れて運ぶ荷物が詰まっているため、「見ないで」では済まされません。
荷物が見えるところにほとんどない家でも、収納スペースは荷物で一杯といった例も珍しくありません。
そのため、原則として収納スペースはすべて見られると考えましょう。
担当者は、「この収納には段ボール何箱分の荷物が入っているか」を大まかに見積もり、搬出量を計算します。
もちろん、見られたくない私物がある場合は、事前に「この部分は見ないでほしい」と伝えることも可能です。
その場合、口頭で「段ボール○箱分くらい」と自己申告すれば対応してもらえます。
ただし、その場合は追加料金が発生する場合もあります。

チェックポイント3：キッチン・水回り・ベランダなどの細部

キッチンや水回りもこまごまとした荷物があるので細部まで以下のような場所がチェックされます。

＜キッチン・水回りのチェックポイント＞

・キッチン下の収納や食器棚
・洗面所
・ベランダや庭に置かれた物干し・植木鉢・物置

特にベランダや屋外にある荷物は見落としがちですが、「当日になって運ぶものが増えた」というケースが非常に多いので、ベランダに物置がある場合は、見積もり時点で報告しておきましょう。

チェックポイント4：搬出経路（玄関・階段・エレベーター・駐車スペース）

搬出経路の条件も引っ越し料金を大きく左右する場合があります。
訪問見積もりでは以下のような場所もチェックされます。

<搬出経路のチェックポイント＞

・玄関からトラックまでの距離
・階段の幅、踊り場の広さ
・エレベーターの有無と使用可否
・トラックを停める場所や進入道路の幅

これらが狭い・遠い場合、人員や時間が増えるため料金も上がる可能性があります。
また、養生材の量や必要な種類もこの際算出されるのが一般的です

チェックポイント4：特殊な荷物・解体作業が必要な家具

訪問見積もりでは、以下のような荷物もチェックされます。

＜チェックされる特殊な荷物＞

・分解が必要なベッド・机
・搬出に特別な道具が必要な家具
・エアコンなど取り外し作業が必要な家電
・ピアノ、金庫、水槽などの特殊な荷物

これらは引っ越し業者によってはオプション料金が必要になる場合もあります。
訪問見積もりならば、これらの荷物も担当者とコミュニケーションを取りながらチェックされます。
正式な見積もりを出しやすくなるでしょう。

訪問見積もりの際に見られない場所があった場合は？

基本的に生活スペース全体が確認対象ですが、
以下のような場所は見なくても問題ないケースが多いです。

＜見られなくても問題ないスペース＞

• 開けて見られたくない場所
• トイレや風呂など

ここは見られたくありません。と言えば無理にチェックされることはありません。
ただし、そこに荷物がたくさんある場合は自分で必ず申告し、追加料金がかかるかもしれないと考えておきましょう。

 訪問見積もりをスムーズに進めるコツ

訪問見積もりをスムーズに進めるコツは、以下の通りです。

＜訪問見積もりをスムーズにすすめるコツ＞

• 部屋を軽く整理しておく
• 見られたくないものは予約時に伝える
• 処分するものをピックアップしておく
• 梱包サービスの有無、不要品処分可能かどうかなど質問事項をはっきりさせておく

つまり、引っ越し先にもっていく荷物が素早く分かる状態にしておくのがおすすめです。
また、チェックをしてもらいながら、わからないことはどんどん質問してください。
そうすれば、必要なオプションなどもわかります。
なお、見積もり以外で業者を選ぶポイントに、口コミや実績などが挙げられます。

見積もりの相談ならジャック引越センター

福岡県はたくさんの引っ越し業者があります。
選択肢が多い分、迷ってしまう方もいるでしょう。
訪問見積もりを丁寧に行っている引っ越し業者を探しているならば、ジャック引越センターに相談してみるのもおすすめです。
同社は、福岡に本拠地を置く地域密着型の引っ越し業者です。
単身者や家族での引っ越しはもちろんのこと、法人の引っ越しにも対応しています。
また、引っ越しのお見積もり方法は、簡易的なWeb見積もりと、訪問見積もりに対応しています。
Web見積もりでおおよその料金を知り、訪問見積もりで正式な料金を算出してもらうのが一般的な流れです。
ジャック引越センターならば、メールや公式サイトからのお問合せフォームで見積もり依頼ができます。
単身者ならば、メールのほか、LINEでお手軽に依頼が可能です。
細かい相談にも乗ってもらえるので、まずは問い合わせてみてください。

まとめ

現在はオンライン見積もりのみの業者も増えていますが、正確に見積もりをしてもらいたいならば、訪問見積もりを利用するのがおすすめです。
訪問見積もりは予約を取るのが大変、他人を家にあげることなどがデメリットとして挙げられますが、正確な見積もりを取るならこの方法が一番です。
特に、家族連れでの引っ越しは訪問見積もりがおすすめです。
ジャック引越センターならば、メールや電話、公式サイトのお問合せフォームから訪問見積もりの予約ができます。
相見積もりにも対応しているので、一度相談をしてみましょう。