引越し荷物の一時預かりサービスとは?福岡で利用できる?
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引越し荷物の一時預かりサービスとは?
引越し荷物の一時預かりサービスとは、文字どおり引越し荷物を新居以外の場所に一時的に保管しておくサービスの総称です。
引越しのタイミングによっては、新居へすぐに入れない場合もあります。
そのようなとき、引越し荷物の一時預かりサービスを利用すれば、引越し作業もスムーズです。
引越し荷物の預かり期間はサービスによって異なりますが、概ね数日~1ヵ月程度が目安となっています。
引越し荷物の一時預かりサービスの種類
引越し荷物の一時預かりサービスの種類は、以下の3つがあります。
- 引越し業者が自社の倉庫で荷物を預かる
- 引越し業者が提携しているトランクルームなどで預かる
- トランクルームや貸倉庫などが独自のサービスで引越しの荷物を預かる
1と2のサービスは、引越し業者が実施しているサービスです。
荷物の搬送はもちろんのこと、搬出や荷物の受け取り、新居への搬入まで行ってくれます。
一方、トランクルームや貸倉庫などが行っている独自のサービスを利用する場合、引越し業者に依頼できるのはトランクルームへの荷物の搬入までです。
新居へ荷物を搬入する作業は自分たちで行うか、別途引越し業者などに依頼する必要があります。
通常、搬出後すぐに新居への搬入ができないとわかっていれば、荷物の一時サービスを実施している業者に依頼するのがおすすめです。
しかし、事業があって特定の荷物だけ後から搬入したい場合などは、トランクルームを別途利用したほうが良いケースもあるでしょう。
見積もりの段階で引越し業者に相談して見るのがおすすめです。
なお、全ての引越し業者が一時預かりサービスを行っているわけではありません。
オプションサービスになるので、実施しているかどうか依頼を検討している業者のホームページを確認しましょう。
福岡で引越し荷物の一時預かりサービスを利用するには?
福岡で引越し荷物の一時サービスを利用するには、3つの方法があります。
- 全国に支店を置いている大規模な引越し業者の荷物一時預かりサービスを利用する
- 地元密着型の引越し業者が行っている荷物一時預かりサービスを利用する
- 自分でトランクルームなどを手配し、そこに荷物を預かってもらう
福岡市内、もしくは県内での引越しは1と2,どちらの方法を利用してもいいでしょう。
予算や予約状況などに応じて選んでください。
福岡県外、もしくは九州以外から引越してくる場合は1の方法がおすすめです。
地元密着型の引越し業者は対応の地域が県内までといったところもあるため、福岡から大阪、東京に引越す場合や反対に県外から福岡に引越してくる場合に利用したいなら、全国規模の業者を利用したほうがスムーズに行くでしょう。
精密機器、楽器など保管に温度・湿度管理が必要な場合や、預けている最中に荷物を取り出したい場合は3の方法がおすすめです。
トランクルームは温度管理・湿度管理がしっかりしている施設も多く、万が一盗難や火事などで荷物が焼失した場合は一定額の補償も付いています。
近年は、トランクルームによく似た形状の「レンタルルーム」も増えていますが、適応される法律が異なるため、大切な荷物を預けたいならトランクルームがおすすめです。
引越し荷物の一時預かりサービスで預けられる荷物は?
引越し荷物の一時預かりサービスで預けられる荷物には、以下のようなものが挙げられます。
- 大型家具・家電
- 衣類
- 食器類
- おもちゃなどの雑貨類
- 缶詰・ビン詰めなどの常温で保管できる食べ物
引越しの際にトラックに積み込める荷物は、ほぼ全て預けられると考えていいでしょう。
ただし、以下のようなものは注意が必要です。
- 温度・湿度の変化によって品質が変化しやすいもの
- 臭いが強いもの
- 高価なもの
引越し業者が荷物の保管に使う倉庫は、基本的に冷暖房が付いていません。
また、湿度などの管理もできないので温度や湿度が品質に影響を与える品物は預ける際に相談しましょう。
例えば、パソコンや楽器類、毛皮類、着物などは注意が必要です。
臭いが強いものも、他の荷物に影響が出るので断られる場合もあります。
このほか貴金属のネックレスなど高価なものも、補償の問題から預かりを断られることもあるので、事前に問い合わせてください。
預けられらないものは以下のようなものです。
- 現金・有価証券
- 腐敗する恐れがあるもの
- 危険物や薬品
- 生き物(昆虫・植物含む)
現金や有価証券は、引越し荷物にも入れられません。
野菜や果物など腐敗する可能性があるものもNGです。
このほか、発火などの恐れがある危険物や化学薬品なども預けられないので注意しましょう。
生き物も同様です。昆虫や植物なども預けられないのが一般的です。
なお。これらは一般的なトランクルームやレンタルルームでも上記の品物は預けられません。
トランクルームとレンタルルームの違い
引越し荷物の一時保管スペースを自分で確保する場合、トランクルームとレンタルスペースが利用できます。
トランクルームは基本的に貸倉庫です。
運営業者が責任を持って荷物を管理してくれる一方で、頻繁な出し入れはできません。
基本的に荷物の出し入れは業者が行います。
また、盗難などで荷物が損傷した場合は一定額の補償が受けられます。
レンタルルームはアパートの一室などを倉庫に使う方式です。
管理は基本的に不動産業者が行ない、荷物の管理は借りた人が行います。
そのため、荷物の出し入れなども自分でできるほか、荷物の保管以外にもフリースペースとして利用できる施設もあります。
その一方で、契約は賃貸契約となるので、盗難や火事などで荷物が破損しても補償されません。
また、レンタルルームは屋外にコンテナを置いた形式のものもあります。
こちらは、温度管理などは適していませんが、鍵もかかり屋外から直接運び込めるのでバイクや自転車、アウトドア用品を預けるのに適しています。
自分で引越し荷物の一時保管場所を確保する場合は、トランクルームとレンタルルームの違いを把握したうえで選びましょう。
引越し荷物の一時保管サービスを利用する際の注意点
引越し荷物の一時保管サービスを利用する際の注意点は、以下のとおりです。
- 預けた荷物は基本的に期日までに運び出せないと考える
- 破損する恐れがある荷物や温度や湿度で変質する恐れがある荷物はトランクルームに預けるのが便利
- 費用は引越し業者によって異なるので必ず見積もりを出してもらう
- 自分でトランクルームを探す場合は短期契約ができるかどうか確認する
引越し荷物を一時保管する場合は、毎日使うものや当座使うものは、まとめて手荷物として持っていきましょう。
大型楽器や精密機械などを預けたい場合は、引越し業者に相談し、業者の保管庫が使えない場合は自力でトランクルームなどを探す必要があります。
また、トランクルームは1日単位での契約ができない場合もあるので、確認してください。
通常の引越し作業に比べて一時預かりはやることが増えるので、時間に余裕を持って引越し作業を進めましょう。
まとめ:引越し荷物の一時保管サービスは事前確認をしたうえで利用する
引越し荷物の一時保管サービスは、新居にすぐに入れない場合などに便利なサービスです。
福岡でも利用できるので、福岡に引越す場合、福岡から引越す場合にも利用できます。
まずは、一時保管サービスを行っている引越し業者を探し、どのような条件でサービスが利用できるか確認しましょう。