福岡市で子育て支援の一環として受けられる引っ越しの補助金・助成金「子育て世帯住替え助成事業」をご紹介

福岡市で子育て世帯が利用できる引っ越しの補助金について解説

近年は、多くの自治体が支援に力を入れています。
福岡市でも、子育て世帯にいろいろな支援を行っており、「子育て世帯住替え助成事業」もその1つです。
ここでは、福岡市で子育て世帯が利用できる引っ越しの補助金である「子育て世帯住替え助成事業」について解説します。

子育て世帯に引っ越し費用を補助してくれる制度

「子育て世帯住替え助成事業」とは、18歳までの子どもがいる世帯と妊娠している方がいる世帯を対象に、転居に必要な費用を補助してくれる制度です。
補助金の基本額は15万円、子どもが2人以上いる世帯は5万円追加、さらに親と同居、または近居する方は5万円追加されます。
つまり、最大25万円の補助金を受けられる制度です。
一例を挙げると、今まで県外に住んでいた世帯が子どもができたことをきっかけに、親と同居する場合などに該当します。
家族での引っ越しは、まとまった費用がかかります。
「子育て世帯住替え助成事業」を利用すれば、近場の引っ越しはもちろんのこと県外から福岡県へUターンする方も、引っ越しにかかる経済的な負担を軽減できるでしょう。

子育て世帯住替え助成事業が利用できる条件

「子育て世帯住替え助成事業」が利用できる条件は、以下のとおりです。

＜子育て世帯住替え助成事業が利用できる人＞

• 引っ越し先が民間の賃貸住宅や購入した中古住宅であること（公営住宅やUR、新築住宅の購入は対象外）
• 18歳までの子どもがいる世帯、もしくは妊娠中で母子手帳の交付を受けている
• 賃貸物件からの引っ越しであること（購入した物件からの引っ越しは配偶者との離婚、DV等による別居に限る）
• 税金の滞納がないこと
• 生活保護を受給していないこと

また、引っ越しする家には一定の床面積が必要であり、家賃にも上限があります。
詳しくは「令和7年度子育て世帯住替え助成事業」のパンフレットを参照してください。
無条件に引っ越しが補助されるわけではありませんが、条件を満たしているのならば積極的に利用してみましょう。
ただし、自治体で特に募集はしません。
利用には申請が必要です。
なお、福岡市内での引っ越し、福岡市外、県外から福岡市内へ引っ越してくる世帯が条件です。
福岡市内から市外への引っ越しは利用できないので注意しましょう。

子育て世帯住替え助成事業の対象となる経費

子育て世帯住替え助成事業の対象となる経費は、家を借りる際にかかる初期費用と引っ越しにかかる費用です。
ただし、敷金や家賃、礼金、共益費、新居のクリーニング費用、住宅ローンなどは経費に含まれません。
「令和7年度子育て世帯住替え助成事業」に詳しい詳細が記載されているので、確認してみてください。

なお引っ越しに関わる費用は、以下のようなものが対象になります。

＜対象となる引越し費用＞

• 引っ越し荷物の運送費用
• 荷造りや荷解きに係る費用
• 引っ越しに伴う家電の取り外し、取り付けに係る電気設備工事費用
• 引越しに伴う不用品の処分費用

つまり、引っ越し業者に支払う費用の多くに補助金が利用できます。

福岡市で子育て世帯が利用できる引っ越しの補助金の申請方法

子育て世帯住替え助成事業の申請は、引っ越し後に行えます。
引っ越し前に申請は行えないので注意してください。
また、すべての支払いが完了していないと申請は行えません。
申請先は「福岡市役所 住宅計画課 子育て世帯住替え助成事業担当」です。
申請方法は、窓口・郵送・メールの3種類で行えます。
問い合わせも同様の担当で行えます。
なお、申請から助成金が支払われるまで4ヶ月程度の時間が必要です。
また、申請の期限は引っ越ししてから5ヶ月以内です。
ただし、「令和7年度子育て世帯住替え助成事業」の申請期限は令和8年（2026年）2月28日です。
令和8年2月に引っ越しする場合は、申請期間が短いので注意してください。

福岡県に県外から移住した場合に利用できる補助金もある

福岡県では、福岡県外から北九州市・八女市・久留米市等に移住した方に補助金を支給しています。
純粋な引っ越し費用ではありませんが、補助金を引っ越し費用に活用することはできます。
ここでは、助成金の詳細を解説するので、参考にしてください。

UターンやIターンで福岡県内に引っ越す方が対象

福岡県では、県外からの移住者に単身ならば60万円、家族で移住した場合は100万円が支給されます。
東京や大阪、名古屋といった三大都市圏や、東京圏のみが対象の職業もありますが「人材確保困難職種への就職の場合」や「自営での農林漁業への就業の場合」は、福岡県外からの移住者市すべてが対象です。
例えば、農業をしたい方や、保健師や看護師、介護職に就きたい方であれば、東京や名古屋、大阪以外からの移住者も受け付けています。

福岡市内への移住は対象外

県外から福岡県内に移住して就職する方を対象とした補助金を利用する場合、福岡市内への引っ越しは対象外です。
ただし、北九州市や久留米市といった福岡市に次ぐ都市への引っ越しは対象となります。
また、3年以内に再度県外に引っ越した場合は補助金を返還しなければなりません。
利用する際は、移住や転職の計画をしっかり立てたうえで申し込みましょう。

福岡市内の引っ越しはジャック引越センターにおまかせ

子どもが生まれて今住んでいる家が手狭になり、「子育て世帯住替え助成事業」を利用して引越す際は、引っ越し業者を依頼する必要があります。
福岡市には大手の引っ越し業者から、地域密着型の引っ越し業者までいろいろな種類の業者があります。
選択肢が多ければ、かえって迷ってしまう方もいるでしょう。
福岡市で引っ越し業者を探しているなら、ジャック引越センターに相談してみましょう。
ジャック引越センターは、福岡に本拠地を置く地域密着型の引越し業者です。
全国への引越しに対応しており、単身者や家族、さらに法人の引っ越しまで幅広く対応しています。

ジャック引越センターは、TVやラジオ等でCMを流していません。
オンラインで利用できる一括見積もりにも登録していないので、大手の引っ越し業者に比べると知名度は低めです。
しかし、広報にかかる費用を引越し費用に還元しているため、他業者に比べて引越し料金がお得です。
また、大手引っ越し業者に劣らない引っ越しプランや有料、無料の各種オプションを取り揃えています。
依頼したい引越し作業、日程、予算等に合わせてプランを選べれば、満足する引っ越しができるでしょう。

子育て世帯ならば「らくらくコース」や「便利コース」といったスタッフが荷造りから荷解き（らくらくコースのみ）までスタッフが行ってくれるコースがおすすめです。
子どもの面倒を見ながら、引っ越しの準備は大変です。
妊娠中の方もできることに制限があるので、ジャック引越センターのスタッフにお任せできるところは依頼できれば、スムーズに新居までの引っ越しができるでしょう。
補助金を利用できるので、自己負担も抑えられます。

まとめ

福岡市内で子どもがいるご家族で引っ越しする場合、条件が合えば「子育て世帯住替え助成事業」が利用できます。
最大で25万円の補助金が利用できるので、引っ越しに必要な費用の自己負担を抑えて引っ越しが可能です。
思い切ってサービスが手厚いプランも選べるでしょう。
また、引っ越し業者選びに迷ったら、ジャック引越センターに見積もりを作成を依頼して相見積もりをしてみてください。
プランだけでなくオプションも豊富なので、予算やスケジュールにあった引越しプランが選べます。