九州から大阪への引越し費用相場はどのくらい？料金を安く抑えるコツ見積もりの取り方も解説

九州から大阪に引越す場合にかかる費用の目安はどのくらい？

九州から大阪は、500km～800km程度の距離があります。

引越しの費用は、荷物の量・引越しの時期・引越す距離によって異なります。

同じ荷物の量でも、引越しが多い2月末～4月上旬、9月に遠距離に引越しするほど、引越し費用は高額になる傾向です。

引越しの時期や家族の人数ごとの引越し費用の相場を比較すると金額の目安は、以下のとおりです。

値段に幅があるのは、引っ越し業者が設定したプランの違いや業者ごとの値段の違いなどを反映しています。

また、九州も広いので大阪から近い北九州と鹿児島では料金が数万円異なります。

長距離の引越しはたとえ単身でも、5万円以上になる可能性も高めです。

なお、家族が多くても荷物が少なければ料金は安くなり、単身者でも荷物が多ければ料金は高くなります。

家族の人数はあくまでも目安として考えてください。

九州から大阪への引越しは1日で終らない

九州から大阪へ引越す場合、荷物の到着に日数がかかります。

北九州から大阪までは2日、鹿児島から大阪までは3日かかると考えておきましょう。

単身引越しパックなど近場でも荷物の到着に時間がかかるプランを利用する場合は、念のためもう1日余分にみておいてください。

したがって、九州から大阪に引越す場合は、日程に余裕を持って計画を建ててください。

どうしても日程がぎりぎりになってしまう場合は、2～3日暮らせるホテルやウィークリーマンションを抑えておくと余裕を持って荷解ができます。

引越しは、原則として「急いで搬出・搬入を行なってくれる」プランはありません。

急な引越しが決まった場合は、単身者ならば家具家電付きのマンションに引越す、家族がいる方ならば大阪に引越す理由がある人だけ先に引越すといった工夫をしましょう。

なお、引越し会社によっては、荷物を一時的に会社の倉庫に預かっておくサービスを実施しているところもあります。

例えば、土曜日に九州で引越し作業を行なって大阪に移動、ウィークリーマンション等に一度入り、翌週土曜日に新居で荷物を受け取るといった計画も立てられます。

九州から大阪に引越す場合に料金を少しでも安くするポイント

九州から大阪へ引越しする際にかかる料金を少しでも安くしたい場合、以下のようなアイデアがあります。

• 繁忙期を外して引越す
• 単身者の場合は単身引越しパックの利用を検討する
• 引越し会社に相見積もりを依頼する
• 引越し荷物をできるだけ減らす

この中で最も実践しやすいのが、引越し荷物を減らす工夫です。

基本的に荷物が増えるほど引っ越し料金は高くなります。

家族で引越しする場合不要な大型家電・家具は全て処分すると、引越し荷物が減らせます。

単身者の場合、家具・家電付きの物件に引越す選択も検討してください。

新しい家具・家電を引越しの日に併せて搬入してもらうようにすれば、スムーズです。

ただし、引っ越し業者の作業の邪魔にならないように注意してください。

単身引越しパックとは引越し業者が用意したカーゴに積載だけるだけの荷物を積んで、他のカーゴと一緒に引越し先へ運んでもらう方法です。

大型家具や家電は運べない、引越し先に荷物が到着するまで時間がかかるなどのデメリットがありますが繁忙期と通常期で引越し料金の差が小さい、繁忙

でも予約が取りやすいと行ったメリットもあります。

大型家具や家電を現地で購入するならば、2人暮らしの引越しでも単身引越しパックで間に合うケースもあります。

相見積もりは、通常期に引越したい場合に有効な方法です。

引越しは2月末～4月頭、9月に集中しやすく、他の時期は予約が少ない傾向です。

業者によっては、通常期に仕事が入るならば多少安くても引き受けたいというところもあります。

相見積もりを行なう場合は、一括見積もりサイトなどを利用すると便利です。

なお、全国に支社を持つ大手引越し会社より、地元密着型の中小の引越し会社のほうが料金が安い傾向があります。

しかし、地元密着型の業者の場合、九州から大阪への引越しに対応していない場合があります。

また、繁忙期は基本的にどの引越し会社も値引きは行なわないと考えておきましょう。

九州から大阪へ引越しする場合の引っ越し業者の選び方

九州から大阪へ引越しする場合の引越し会社は、以下のポイントを抑えて探しましょう。

• 九州から大阪へ引越し作業をした実績がある
• 荷物を一時預かりしてくれるなど付属サービスがある
• ある程度日程の融通が利く

九州から大阪への引越しは距離があるため、実績が少ない会社だと何かあったときの対応が後手に回る可能性があります。

九州には地域密着型の優良な会社もたくさんありますが、遠方へ引越す場合は大手引越し会社に依頼するのがおすすめです。

大手引っ越し業者は、引越し作業以外にも不要な家具・家電の回収や荷物の一時預かりなど付属サービスが豊富なども魅力です。

その一方で、大手引っ越し業者は繁忙期は予約が取りにくいといったデメリットもあります。

特に、3月の土日に引越したい場合は、2ヶ月前から予約を入れないと希望通りに引越しが難しい場合もあるでしょう。

引越しが1日で終らないので、金曜日の午後便で引越しをするなど工夫が必要なケースもあります。

なお、中小の引っ越し業者でも九州と大阪の両方に支社がある会社ならば、不測の事態でも素早く対応してくれるでしょう。

近年は、便利屋業者や不用品回収業者が引越しを業務の一環として行なっているところもあります。

専門の引っ越し業者の予約が取れない、見積りが安かったなどの理由で、引っ越し業者以外を利用したい方もいるかもしれません。

しかし、引越し業者以外の業者を利用すると、以下のようなデメリットがあります。

• 引っ越し業者ならば加入している保険に入っていないところもあり、不測の事態に対応できない
• 従業員が引越し作業に不慣れなため、事故がおこりやすい
• 見積もりが不十分で追加料金が発生しやすい

特に、遠方への引越しはトラックの運転時間も長くなるため、事故等のリスクも上がります。

九州から大阪への引越し作業の経験が何度もある業者、引越し業者同等の保険に入っている業者以外は利用しないほうがいいでしょう。

引っ越し業者が抑えられない場合、どうしても必要な荷物だけ宅配便で送り、家具や家電は大阪で購入するなどの方法がおすすめです。

九州から大阪へ引越しをスムーズに行なうポイント

九州から大阪への引越しをスムーズに行なうには、以下のポイントを抑えておきましょう。

• 通常期でも引越し業者は早めに決めておく
• 荷物を減らしたい場合は大型家具・家電の処分方法を早めに決める
• 転出届など九州でしか行なえない手続きに漏れがないようにする
• 新居の周辺にどのような店があるかGoogleMapなどでチェックしておく

この中でも、九州でしか手続きができない、ネット等で手続きはできるが可能ならば九州にいる間に行なっておきたい手続きは、漏れがないように確認しておきましょう。

大阪に引越した後で手続き漏れがみつかると面倒な作業が必要になります。

まとめ：遠方への引越しの準備は早めに行なう

九州から大阪といった遠方への引越しは、費用だけでなく手間もかかります。

また、転居届などの手続きに漏れがあると面倒なので、早めに引越し作業を始めましょう。

早めに作業を始めれば、不測の事態にも対応しやすくなります。