福岡市の引越し費用相場はどのくらい?料金を安くするポイントも解説
引越し準備福岡市で引越しする際の料金相場を解説
引越し料金は、引越しする距離や地域、家族の人数、荷物の量、部屋の広さ、引越しする時期などさまざまな要因で変わってきます。同じ距離、同じくらいの荷物の量で
引越しをしても、引越しをする地域や時期によって値段が大幅に違うケースも珍しくありません。
引越しを検討しているなら、事前に相場を調べておくと業者との料金交渉もしやすくなります。
本記事では、福岡市で引越しする場合の料金相場や引越し料金を安くするポイントなどを紹介します。福岡市で引越しをされる方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
引越し費用相場の決まり方
引越し料金の相場は、以下の条件で決まります。
- 引越しをする地域
- 引越しする距離
- 引越しする時期
- 荷物の量
- 部屋の広さ
引越しする距離が遠く、荷物が多いほど引越し料金は上がります。
また、引越しには通常期(5月~翌年2月)と繁忙期(3月~5月初旬・9月)があり、料金が1.5~2倍ほど違うのです。
したがって、料金相場を出す際は上記に紹介した5つの条件で相場を調べましょう。
同じ距離、同じような荷物の量でも引越し時期が違えば料金が大幅に変わります。
福岡市で引越しする場合の費用相場
福岡市で引越しをする場合の費用相場は、以下のようになっています。
通常期
人数/距離 | 単身 | 2人家族 | 3人以上の家族 |
~50km (福岡市内圏) |
3万5,000円前後 | 6万~8万円台 | 7万~9万円台 |
~100km (福岡県内) |
4万~4万5,000円台 | 6万~8万5,000円台 | 7万~9万円台 |
~300km (隣接する県内) |
9万円前後 | 6万~8万5,000円台 | 10万~12万円台 |
繁忙期
人数/距離 | 単身 | 2人家族 | 3人以上の家族 |
~50km (福岡市内圏) |
5万~5万5千円台 | 8万円台 | 10~12万円台 |
~100km (福岡県内) |
7万~10万円台 | 10~12万円台 | 13~15万円台 |
~300km (隣接する県内) |
10万円~ |
15万~20万円台
|
20万円~ |
引越し費用は法律などで決まっているわけではないので、引越し業者によってばらつきがあります。
費用相場はあくまでも目安と考え、予算を組む際の参考にしましょう。
また、家族の人数が増えるほど費用が上がっていくのは、人数が増えればそれほど荷物が増えるためです。
したがって、単身者でも荷物が多ければ2人家族、3人家族並みに引越し費用がかかってくるケースもあります。
相場は相場として把握しておき、正確な費用は引越し業者に見積もりを出してもらいましょう。
【福岡市での引越し】業者ごとの特徴とメリット・デメリット
福岡市での引越しは、全国に支店を持つ大手引越し業者と地域密着型の引越し業者の両方を利用できます。
大手引越し業者には以下のような会社があります。
大手引越し業者に依頼すると以下のようなメリットがあります。
- 県外や本州への引越しもスムーズに対応
- 引越しプランが複数あって選択肢が豊富
- 万が一のときでも補償がつきにくい大手ならではの安心感がある
県外や本州に引っ越す場合や、梱包からすべて任せたいといった場合は大手引越し業者に依頼したほうが満足できる可能性が高いです。
一方、以下のようなデメリットもあります。
- 繁忙期は予約が取りにくい
- 地域密着型の業者に比べると引越し料金が割高になりやすい
- 細かい注文がつけにくい
大手引越し業者は知名度が高いので、繁忙期は早くから予約が早くから埋まりやすいでしょう。
また、引越し料金が割高になりやすいのもデメリットです。
福岡市や福岡県内を主な拠点とする地域密着型の引越し業者には以下のようなところがあります。
地域密着型の引越し業者のメリットの代表例は以下のようなものです。
- 繁忙期でも予約が比較的取りやすい
- 大手業者に比べると引越し料金が安い傾向
- 融通の利くサービスを行ってくれやすい
繁忙期に可能な限り引越し費用を抑えたい場合は、費用を地域密着型の業者に見積もり出してもらうといいでしょう。
一方、以下のようなデメリットもあります。
- 対応地域が限られている業者もある
- 業者の質にばらつきがある
- 大手引越し業者に比べると補償内容が限られる場合がある
引越し場所が遠方の場合や、取り扱いが難しい家具や設備を持って引越しする場合は、大手業者のほうが適しているケースが多いでしょう。
福岡市での引越しをする際に費用を安くするポイント
福岡市で引越しをする際、引越し費用を安くするポイントは以下の通りです。
- 相見積もりを利用する
- 繁忙期は平日や午後便を利用する
- 通常期に引越しができないか検討する
- 引越し業者以外に荷物を搬送してもらう
- 不用品を徹底して減らす
- できる作業は自分で行う
- 引越しの計画は早めに立てて情報を集める
相見積もりとは、複数の引越し業者に見積もりを作ってもらい、内容を比較検討する作業です。
引越し料金の相場と共に、業者の特徴も分かります。
分かりやすく費用が明確な見積もりを作ってくれる業者なら、安心して依頼できるでしょう。
現在は、複数の業者から一括で見積もりを取れるサイトなども充実しているので、積極的に利用してください。
繁忙期でも平日や午後に引越し作業を行うプランは料金を抑えら、予約も取りやすい傾向です。
引越し料金は荷物が多いほど上がります。
引越しする際は不用品を早めに処分し、必要なものだけを荷造りしましょう。
福岡市では、粗大ゴミの処分費用に300~1,000円の費用がかかりますが、不用品をすべて新居に運ぶよりは割安です。
処分場に自分で持ち込めば10kgまでは140円で処分できるのでさらにお得です。
持ち物を減らせば、引越し業者から購入するダンボールの量も少なくてすみます。
進学や就職を機に一人暮らしをする場合、引越し先で家具家電を購入し、衣類等を宅配便で送れば費用が節約できます。
期間限定の一人暮らしなら、家具家電付きの賃貸物件に引越してもいいでしょう。
このほか、可能ならば3~5月初旬と9月の繁忙期を避けると引越し費用を大幅に節約できます。
会社の転勤や就職などどうしても引越し時期をずらせない場合もありますが、1~2週間ずらせば繁忙期が終る場合は検討してみる価値はあります。
これらのことに加えて、引越しの準備は早めに始めましょう。
引越しは荷造りだけでなく、市役所へ各種手続きにいったり、電気・水道・ガスといったライフラインやインターネットの引越し手続きなどやることが山積みです。
繁忙期に引越すならば引越しの2ヵ月前から情報を集めて業者を探し始めないと間に合わない可能性もあります。
早め早めに動けば気持ちにも余裕ができ、不用品の処分もはかどります。
【福岡市での引越し】費用を安く抑えたい場合の注意点
引越し費用を可能な限り抑えたい場合、「友人や親族に手伝って引越しすれば安く済むのではないか」と考える方もいるでしょう。
しかし、単身でも大型家具や家電がある場合、個人で全ての引越し作業を行うのはやめたほうがいいでしょう。
大型家具や家電の搬出・搬入には技術が必要です。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合、廊下やエレベーターなどの共有部に傷をつけないように養生も必須になります。
また、トラックもレンタルしなければなりません。
これらの費用をすべて足していくと、引越し業者に依頼したほうが安くつくケースが大半です。
単身者の引越しで大型家具家電が全くなく、ダンボールや衣装ケースが10箱以内といった場合ならワンボックスカーで運べるかもしれませんが、無理をしてはいけません。
このほか、業者選びの際に相場よりも高い業者はもちろんのこと、極端に低い金額の見積もりを出してくる業者にも注意してください。
相場よりかなり低い見積もりを出してきた場合、加算前提であったり、作業がいいかげんで補償がなかったりするケースもあります。
口コミサイトなどで業者の評判をチェックし、安い理由をしっかりと確認しましょう。
まとめ
福岡市で引越しを行う場合、引越しする時期や家族の人数、引越しする距離に合せて費用相場をチェックしてください。
時期がずれていたり、距離が違ったりした相場をチェックしても参考になりません。
また、費用相場はあくまでも目安です。
正確な費用は業者に見積もりを出してもらいましょう。
引越し費用をできるだけ抑えたい場合は、記事内でご紹介したポイントを実行してみてください。
特に、運搬する荷物を減らせば引越し費用を大幅に抑えられる可能性があります。