長距離の引越しの特徴は？料金を抑えるコツや注意点を解説

長距離引越しの定義とは？短距離引越しとの違いを解説

長距離引越しとは、移動距離が100km以上、または県をまたぐ引っ越しを指します。
福岡からならば、以下の地域が該当します。

＜福岡から100㎞以上離れた都市＞

• 福岡市から北九州市・熊本市・長崎市：約100㎞
• 福岡県から広島：約300㎞
• 福岡県から大阪：約600km
• 福岡県から東京：約1,000㎞

福岡市は九州最大の都市です。
そのため、全国に支店を置く企業が進出しているケースも多く、福岡から大阪や東京などの大都市へ転勤する方もいるでしょう。
このほか、進学や就職のために福岡から大阪、東京へ引っ越しするケースもあります。

短距離引越しと長距離引越しの違い

短距離引越しと長距離引越しの違いは、以下のとおりです。

＜短距離引越しと長距離引越しの違い＞

• 単身者でも引越し料金が高額になりがち
• 引越し作業が1日で終わらない場合がある
• 引越し作業を依頼できる業者が限られる場合がある

移動距離が100㎞を超える場合、1日では引越し作業が終わらないケースが大半です。
例えば、広島までは2日、大阪に引越しする場合は3日ほどかかる場合もあるでしょう。
具体的なスケジュールとしては、1日目に旧居から荷物を搬出、2日目に移動、3日目に搬入作業となります。
フリー便や混載便、単身引越し便などを利用した場合は、到着まで7日ほどかかる場合があるので注意してください。

また、単身者であっても引越し料金が高額になります。
家族連れの引越しであれば、通常期でも10万円以上になるのが一般的です。

このほか、引越し業者によっては長距離の引越し作業に対応していないところもあります。
引越し業者を選ぶ際は、注意が必要です。

長距離引越しの料金計算方法

長距離引越しの料金は、距離制が適用されます。
距離制とは、引越しする距離が遠いほど引越し料金が高くなる計算方法です。
例えば、福岡から北九州市よりも、福岡から大阪に引越したほうが引越し料金が高くなります。
なお、近距離の引越しは時間制が適用されます。
時間制は、引越し作業の時間が長いほど料金が高くなる計算方法です。

長距離の引越し料金のめやすはどのくらい？

長距離の引っ越し料金は、荷物の量・引越しする時期・旧居から新居までの距離等で決まります。
一例として、福岡から東京までの引越し料金の目安を紹介しましょう。

荷物の量	通常期（５月～8月・10～2月初め）	繁忙期（2月末～4月半ば、9月）
単身の引越し（荷物少なめ・1R）	８万～12万円	15万～20万円
単身（荷物多め）・2人暮らしの引越し（1LDKまで）	12万～17万円	25万～35万円
ファミリー（3人以上）2DK以上	20万～30万円	35万～50万円

繁忙期に家族連れで引越しする場合は、50万円以上かかるケースもあるでしょう。
安くするにも限度があるので、まとまった費用がかかることは承知しておきましょう。

長距離引越しにかかる費用を抑えるコツ

福岡県から北九州や本土へ引越しする場合はどうしてもまとまった費用がかかります。
それでも、工夫次第で引越し料金を抑えられる場合もあるでしょう。
ここでは、長距離引越しにかかる費用を抑えるコツを紹介します。

引越し作業は引越し業者に依頼する

引越し業者以外でも引越し作業を請け負ってくれる業者が増えています。
その一例が、赤帽に代表される軽貨物運送業です。
軽トラックとドライバー1名で荷物を運んでくれるので、単身者で荷物が少ない場合は重宝するケースも多いです。
赤帽は、全国の引越しにも対応しています。
しかし、軽貨物運送業には以下のようなデメリットがあります。

＜軽貨物運送業で長距離引越しをするデメリット＞

• 家族の引越しには荷物が多すぎて対応できない
• 遠距離の引越しは荷物が到着するまでに時間がかかるケースもある
• 梱包材を自分で用意しなければならない

 

軽貨物運送業の引越し料金が安い理由は、近場かつ単身者の引越しが大部分のためです。
家族での引越し、かつ遠距離引越しの場合はかえって高くつく場合もあるでしょう。

引越し時期を調整する

引越し作業の料金は、時期によって大きく変動します。
最も高額なのは繁忙期の休日、最も安いのは通常期の平日です。
遠距離引っ越しをする場合、できるだけ費用を抑えたいならば通常期の平日に引越し作業を依頼するのがおすすめです。
どうしても繁忙期でないと引っ越し作業ができない場合も平日ならば休日より料金が安い傾向があります。

できる作業は自分で行って引越しする

引越し業者のスタッフに依頼する作業が少ないほど、引越し料金は安くなります。
引越し会社はいろいろなプランがあります。
一般的に、シンプルなプランは料金が安くスタッフがいろいろとサポートしてくれるプランは費用が高い傾向があるため、注意しましょう。
引越し料金を安く抑えたい場合はできる限りの作業を自分で行いましょう。
搬入、搬出、運搬だけの最もシンプルなプランならば、料金は最低限ですみます。
また、シンプルなプランに必要なオプションを付ければ、家電の取り外しや設置など必要な作業だけ引っ越し業者に依頼可能です。

不用品を処分して引越し荷物を減らす

引越し料金を安く抑えるには不用品を処分して荷物を減らすのも効果的です。
荷物が減らせれば、トラックのサイズを小さくできるのもメリットです。
小さなトラックのほうが高速料金なども抑えられます。
また、荷物が少なければ単身引越しプランや混載便などのお得な引越し方法を選びやすくなります。
大型家具、家電が不要になった場合は処分しましょう。
実家から独立する場合は、新しい家具家電は新居に送ってもらったほうが引越し荷物を減らせます。

 

遠距離引越しをお得にジャック引越センターに相談しよう　

ジャック引越センターは、福岡に拠点を置く地域密着型の引っ越し業者です。
日本全国の引っ越し作業にも対応しているので、福岡県から本州までの引越も可能です。
単身者から家族連れまで幅広い引越しに対応しています。
ジャック引越センターはテレビやラジオのCMをしたり一括見積もりサイトの利用をしたりしていません。
そのため、知名度こそ低いものの、福岡に本拠地を置く地元密着型の引越し業者の中でも料金がお得なのが強みです。
遠距離の引っ越しを少しでも安く済ませたい場合は、一度見積もりを作成してもらいましょう。
なお、ジャック引越センターは豊富なプランの他、以下のような無料、有料オプションをそろえています。

 

＜無料で実施中のサービス＞

• 大型家具の解体・組立て
• 洗濯機・照明器具の取り付け取り外し
• 梱包資材の事前お届け

 

＜ジャックが実施中の有料サービス＞

• 不用品の買い取り・回収
• エアコンの取り付け・取り外し
• 電気工事全般
• ピアノ搬出
• 重量物搬出
• 荷物の一時預かり

シンプルなプランに必要なオプションをつければ、自分が必要な作業だけを依頼できます。

 

まとめ

長距離引越しはどうしてもまとまった金額がかかります。
近年は、引越し業者以外の業者を利用したほうが、費用が抑えられるといった意見もあります。
しかし、依頼する作業によっては引っ越し業者が最安値のケースも珍しくありません。
引越し業者は、金額だけで引っ越し業者を選ばず、必要なサービスを提供してもらえるかどうか、口コミの評判はどうかなどもチェックして依頼しましょう。
地域密着型の業者を利用したい場合は、ジャック引越センターに相談するのもおすすめです。