福岡県の引越しで依頼できる業者は？種類と特徴・見積もりや依頼する際の注意点を比較し紹介

福岡で引越し作業を依頼できる業者は3種類

福岡で引っ越しする場合、引っ越し作業を依頼できる業者は以下の3つがあります。

• 全国に支店がある大手引越し業者
• 福岡に本拠地がある地元密着型の業者
• 運送業者・便利屋業者など引っ越し以外の業者

それぞれの業者に特徴・メリット・デメリット、依頼におすすめのシチュエーションがあります。
これから1つずつ詳しく解説していくので、引越しを控えている方は参考にしてください。

全国に支社がある大手引越し業者

全国に支社がある大手引越し業者は、知名度があり引越しする際に多くの方が利用します。
日本国内はもちろんのこと、海外の引越しも対応可能です。
荷物の一時預かりサービス荷造り・荷解のサービスなど複数のサービスがあり、引越し作業を手厚くサポートもしてくれます。
福岡から県外への引越しや荷造りなど、搬出・搬入・運送以外のサービスを利用したい方に適しています。
また、大手引越し会社はホームページからの見積もり予約ができたり、電話予約専門の部署が設けられていたするなど予約や問い合わせの対応もスムーズです。
信頼度も高くスタッフの作業も丁寧なので安心して引越し作業を任せられるでしょう。
お友達紹介プランなど割り引きキャンペーンも充実しています。
その一方で、料金が高め、繁忙期は予約が取りにくいなどデメリットもあります。
福岡市内で引越しする場合は、地元密着型の小さな引越し業者と相見積もりがおすすめです。

福岡に本拠地がある地元密着型の業者

地元密着型の引越し業者は大手引越し会社に比べると知名度は低いですが、その分繁忙期でも予約が取りやすい傾向です。
また、引越し直前の予約や見積もり、当日の軽微な変更などイレギュラーな事態にも無料で対応してくれる業者もあります。
地元で長期間営業している引越し業者なら土地勘もあり、地域によっては全国に支社のある大手引越し業者より頼りになるケースもあるでしょう。
このほか、大手引越し業者よりも引越し費用が安い場合が多いのもメリットです。
したがって、福岡県内での引越しの予定がある方や引越し費用を可能な限り抑えたい方は、地元密着型の引越し業者がおすすめです。
その一方で、地元密着型の不動産業者は対応地域が限られているところもあります。
福岡から本州、四国、北海道など遠方に引越しする場合は、遠方への引越しに対応しているかどうか確認しましょう。
また、地元密着型の小さい引越し業者は、大手引越し業者よりも依頼できるサービスが少ない傾向です。
荷造り、荷解サービスや荷物の一時預かりサービスなどを利用したい場合は、大手引越し業者を利用したいほうがおすすめの場合もあります。

運送業者・便利屋業者など引っ越し以外の業者

「クロネコヤマトのヤマトホームコンビニエンス」など、一部の運送業者は主に単身者を対象とした引越し業務も行っています。
九州だけでなく全国への引越しに対応しているところが多いです。
また、便利屋業者や汚部屋清掃業者などまったく別のサービスを主体としている業者の中にも、引越し作業を行っているところもあります。
引越し業者以外が行っている引越し作業は、仕事内容やサービスが限定されている分安い、という特徴があります。
例えば、運送会社が提供している単身者向けの荷物運搬サービスは、指定されたカーゴに入る分だけ荷物を運搬が可能です。
荷物を運搬する作業員は1名～2名で、家電取り外しなどのサービスは行っていないところもあります。
便利屋業者や清掃業者による引越し作業サービスとは、荷造りや荷物の搬出が中心です。
例えば、引越しの日ぎりぎりまで仕事があったり育児・介護が忙しくて荷造りができない場合などに利用すると便利でしょう。
サービスが限定されている分、費用が安い場合もあります。
単身引越しで大型家電屋家具がない場合や、荷造りに人手が足りない場合などは引越し業者以外の業者に依頼してもいいでしょう。
依頼する前にどのようなサービスを提供しているのか情報の確認を忘れずにしてください。

福岡の引越しで業者を上手に選ぶポイント

福岡で引越しする場合、いろいろな引越し業者を選べます。
選択肢が多すぎてどの引越し業者に依頼するか迷う方もいるでしょう。
引越し業者を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてください。

• 引越しを希望する日時に予約が取れるか
• 希望するサービスを提供してくれるか
• 予算内に費用が納まるか

引越し業者は時期によって費用が異なります。
2月末～4月、9月は繁忙期にあたり、料金は高めです。
予約も取りにくいため大手引越し業者は可能ならば2ヶ月前からの予約を推奨しています。
地元密着型の引越し業者も、この時期は予約が取りにくい傾向です。
直前の予約になるほど費用も高くなりがちなので、引越し日が決まったらすぐに予約してください。
5月～8月、10月～1月は通常期といって予約も取りやすく料金も低めとなっています。
引越し業者によっては平日など、日を特定してサービスを追加くれるところもあるでしょう。
引越し業者を選ぶ際は、相見積もりが有効です。
相見積もりをすれば、時期や地域のおおよその相場もわかります。
近年は、一括見積もりサイトなども豊富なので活用してみてください。

福岡の引越し業者を利用する際に料金を抑えるコツ

引越し業者の利用料金は、以下の3つで決まります。

• 引越し先までの距離
• 運搬する荷物の量
• 引越しする時期

この3つで、依頼者が調整できるのは運搬する荷物の量と引越しする時期です。
引越しする時期は、引越しが多くなる2月末～4月上旬がもっとも料金が高くなります。
ただし、この時期でも午後にトラックが出発する「午後便」は料金が安めです。
例えば、遠方に引越しするので到着が翌日昼頃になっても問題ない、反対にすぐ近所に引越すので午後に出発しても大丈夫、といった場合は午後便を利用するといいでしょう。
このほか、休日よりも平日のほうが料金を安めで、予約も取りやすいので平日でも問題ないなら、平日の予約がおすすめです。

また、引越し荷物が多いほど料金も高くなるので、引越し料金を抑えたいなら荷物を可能な限り減らしましょう。
例えば、大型家具と家電を減らすだけだけでも荷物が少なくなります。
進学や就職で実家から独立する場合、家具や家電を直接新居に運んでもらうように手配しておけば引越し費用を抑えられます。
引越しは、不用品を減らせる絶好の機会でもあるので、家族で協力して一挙処分もおすすめです。

自分で引越し作業をしたほうがお得？

福岡で引越しする場合、「自分ですべて引越し作業をしたら費用がかからないのでは？」と考える方もいるでしょう。
自分で引越するならば、以下を揃える必要があります。

• ダンボールをはじめとする梱包材
• 荷物を運ぶトラック
• 大型家具・家電を運搬する人手

トラックはレンタカーが利用でき、ダンボールはホームセンターなどで購入可能です。
しかし、荷物を運搬中に壊れないように梱包し、トラックに積み込んで運搬する労力は大変なものです。
友人や知人に協力してもらってもいいですが、慣れないとうまく運べません。
アパートやマンションなどの集合住宅などから引越す場合、共有部を傷つけないように養生も必要です。
大型家具家電がなく、引越し荷物はダンボール20箱程度といった単身者の引越しなら自分で引越し作業はできるでしょう。
一方、大型家具・家電がありの家族での引越しは引越し業者に依頼したほうが断然便利でお得です。

まとめ：福岡での引越しは引越し業者の特徴を掴んで依頼しよう

福岡で引越しする場合、複数の引越し業者が利用できます。
それぞれに特徴と強みがあるので、事前に調べたうえで利用する業者を決めてください。
料金はもちろんのこと、提供できるサービスなども良くチェックしましょう。