福岡市で安い引っ越し業者を選ぶポイントは?注意点も解説
引越し費用Contents
福岡から引っ越す際にかかる費用の目安
引っ越し費用は、以下の3点で決まります。
- 引っ越す距離:遠いほど費用がかかる
- 引っ越す時期:2月末~4月、9月は繁忙期で高くなる
- 引っ越し荷物の量:多いほど費用がかかる
単身より家族連れのほうが引っ越し費用が高いのは、荷物の量が違うためです。
つまり、繁忙期に多量の引っ越し荷物を持って福岡から遠方に引っ越すケースほど費用は高くなるでしょう。
上記の点をふまえて、福岡から引っ越す際にかかる費用の目安は以下のとおりです。
条件 | 単身 | 3人以上の家族 |
福岡市内(50km以内)への引っ越し | 3~5万円 | 7万~10万円 |
福岡県内(100km以内)への引っ越し | 4万~8万 | 9万~16万 |
100km以上遠方への引っ越し | 5万~10万 | 12万~35万 |
なお、これはあくまでも目安です。単身者でも荷物が多ければ家族連れで引っ越しする費用に近くなります。
反対に、家族の人数が多くても荷物が少なければ費用を抑えられます。
引っ越す場所や時期の変更は難しいですが、荷物の量を減らすことは可能です。
引っ越し費用を可能な限り抑えたい場合は、荷物の量を減らしましょう。
福岡で安い引っ越し業者を選ぶ方法
福岡で安い引っ越し業者を選ぶ方法には、以下のようなポイントが挙げられます。
- 相見積もりを取る
- 地元密着型の引っ越し業者も候補にあげる
- 引っ越しの希望日に幅を持たせる
一つずつ解説していきます。
引っ越し業者を選ぶ際に複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行えば、地域の相場だけでなく業者の特徴もある程度わかります。
依頼主にわかりやすく、丁寧な説明をしてくれる業者は優良な業者です。
相見積もりを利用すれば、値下げを交渉する際の材料にもなります。
「ほかの業者はこの値段で見積もりを出した」と交渉すれば、値引きに応じてくれる可能性が高まるでしょう。
相見積もりを依頼した際、相場より高めの業者だけでなく、相場より安すぎる値段を出してきた業者にも注意が必要です。
相場に比べて安すぎる場合、サービスの質が悪かったり加算前提だったりする可能性があります。
現在は、複数の業者に一括して見積もりを依頼できる「一括見積もりサイト」も充実しています。
まずはサイトを利用して業者を数社に絞り、改めて詳細な見積もりを依頼するのがおすすめです。
福岡で利用できる業者は、全国に支店がある大規模な引っ越し業者と、福岡県内を主な対応地域としている地元密着業者の2種類です。
価格を重視して引っ越し業者を選ぶならば、地元密着業者も候補に入れましょう。
地元密着業者は、広告に費用をかけない、支店を維持する費用が必要ないなどの理由で全国規模の引っ越し業者よりも引っ越し料金を安く設定している業者もあります。
相見積もりをした結果、大手引っ越し業者に比べて費用が安くサービスに遜色がなければおすすめです。
ただし、地元密着型の業者の中には遠方への引っ越しに対応していない業者もあります。
県外へ引っ越す場合、どこの地域まで対応しているか事前に確認してください。
このほか、可能ならば引っ越しの希望日に幅を持たせましょう。
例えば、引っ越し業者によっては土日は一杯でも平日は空きが多い業者もあります。
業者としては空きが多い日に引っ越し作業を依頼してくれれば、多少値引きしてもよいと考えている業者もあります。
「平日は値引きします」と明言している業者もあるので、検討してみましょう。
福岡で安い引っ越し業者を選ぶ際の注意点
福岡で安い引っ越し業者を選ぶ際は、以下のような注意点もあります。
- 提供しているサービスの種類を確認する
- 運んでもらえる荷物の種類を確認する
- 口コミの評価を確認する
- 引っ越しを依頼する日時で料金の変更があるか確認する
- 担当者との相性の良さを確認する
こちらも一つずつ解説していきます。
安い引っ越し業者の中には、提供しているサービスが少ない業者もあります。
一例を挙げると、大手引っ越し業者が提供している「荷物の梱包・荷解のサービス」や「荷物の一時預かりサービス」「家電の設置サービス」などは行っていない業者もあるでしょう。
荷物を部屋から運び出し、運搬して新居に運び入れてくれるだけで十分な方なら問題ありません。
しかし、仕事や育児・介護等で忙しく梱包や荷解をやってほしい場合や、数日間荷物を預かってほしい場合などはサービスを提供している業者を探しましょう。
別の業者に依頼する方法もありますが、費用が余計にかかって結局は高くつく恐れがあります。
また、引っ越し料金が安い業者の中には、大型の楽器や精密機械など運搬に特殊な技術が必要な荷物は対応できない業者もあります。
特に、ピアノをはじめとする大型楽器が引っ越し荷物の中に含まれている場合は、運搬に対応しているかどうか確認してください。
別途運送業者を依頼するとかえって費用が高くつく場合もあります。
口コミの評価の確認も重要です。
引っ越し料金が安くても、サービスの質が悪ければ不満が残ります。
また、引っ越し荷物が到着するまでに時間がかかるなどデメリットがある場合もあるでしょう。
口コミは専用サイトのほか、GoogleMapsやSNSでも確認できます。
マイナスな口コミが多い業者は利用しないほうがいいでしょう。
ただし、短期間で大量にプラスの口コミが集中している場合も信用できません。
長期にわたってプラスの口コミが書き込まれている業者を選ぶのがおすすめです。
このほか、引っ越しを依頼する日時によって値段が変化するのかどうかも確認しておきましょう。
一般的に、引っ越し料金は土日が高く平日が安く設定されています。
2月末~4月の繁忙期は依頼が集中する土日の料金を通常より高く設定する業者もあります。
平日と土日の差を詳しく確認しておかないと、「平日から土日へ希望日を動かしたら、引っ越し料金が大幅に高くなった」となりがちです。
また、2月半ばなど通常期の終わりに引っ越しを予定している場合、数日引っ越し希望日がずれるだけで料金が大きく変わる場合もあります。
さらに、引っ越し業者の担当者との相性も重要です。
評判が良く引っ越し料金も希望通りの業者であっても、担当者との相性が悪いと引っ越しがスムーズに行なえません。
業者に依頼して担当者が変更できれば問題ありませんが、小規模な業者だと担当の変更が難しい場合もあります。
見積もりの対応で担当者との相性が悪いと確信したら、担当者の変更を依頼するか別の引っ越し業者を検討しましょう。
引っ越し費用が安いプランは?
引っ越し費用を安く抑えるには、以下のようなプランがあります。
- 単身引っ越しパック
- せつやくコース
- 特別割引日
単身引っ越しパックは、単身者向けの引っ越しに使えるプランです。
決まった大きさのカーゴに荷物を載せ、混載便で引っ越し先へ運んでくれます。
載せられる荷物の量や大きさが決まっているので、電話やネットで見積もりが可能です。
ジャック引越しセンターでは単身用の見積もりが該当します。単身用の料金は距離と荷物の料で決まるため、荷物が単身引越しパックより少なくなれば、安くなることが多いです。また、シングルベッドやタンスなどの単身引っ越しパックで運べない荷物も運ぶことが可能です。
せつやくコース、会社により名称がさまざまですが、お客様自身で荷造り・梱包・荷解きを行っていただきます。作業を自身で行うことで費用を抑えることができます。
特別割引日、引越し業者が特別割引日と称して、通常時よりも料金をお安く設定している日があります。ジャック引越しセンターでは料金カレンダーをホームページ上に公開しています。
まとめ:福岡で安い引っ越し業者を選ぶ際は料金以外のポイントも確認しよう
費用が安い引っ越し業者は魅力的ですが、提供しているサービスが少なかったり遠方への引っ越しに対応していなかったりする場合もあります。
引っ越しの見積もりを取る際、提供しているサービスや対応地域などもしっかりと確認しましょう。
また、相見積もりを行えば地域の相場だけでなく、業者の特徴や質もある程度わかります。
時間にも余裕をもって業者を選びましょう。