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引っ越しの際に家具・家電を処分する方法は?注意点と共に解説

不用品

引っ越しの際に家具家電を処分するメリット

引っ越しの際に家具や家電を処分すると、引っ越し費用を抑えられます。

引っ越し料金は、引っ越し先までの距離と荷物の量で決まります。

大型家具や家電が多いほど、荷物が多くなって引っ越し費用が高くなりがちです。

引っ越しは、不要になった家具や家電を処分する絶好の機会でもあります。

多少手間がかかりますが、ぜひ処分をしてから引っ越し先へ向かいましょう。

 

引っ越しの際に家具・家電を処分する方法

引っ越しの際に家具・家電を処分する方法には以下のようなものがあります。

  • 自治体にゴミとして回収してもらう方法
  • 民間の不用品回収業者に依頼して処分してもらう方法
  • 中古品としてリサイクル業者に売却する方法

 

それぞれの方法にメリット・デメリットがあります。

以下に、1つずつ解説していくので、参考にしてください。

 

不要な家具・家電を自治体に回収してもらうメリット・デメリット

引っ越しの際に不要な家具・家電を処分する最もポピュラーな方法が、自治体にゴミとして回収してもらう方法です。

ゴミ出しルールは自治体によって異なりますが、家具・家電の多くが粗大ゴミ・不燃ゴミ・可燃ゴミの3種類に分類されます。

不用な家具や家電を自治体にゴミとして回収してもらうメリットは、以下のとおりです。

  • 処分費用が格安
  • 家の近くまで回収に来てくれる
  • いろいろな不用品を回収してもらえる

 

現在は大型家具、家電の回収が有料な自治体も増えましたが、それでも民間業者に依頼するよりは安価です。

一点当たり数百円~千円前後で回収してもらえます。

また、家の近くまで回収してくれるうえ、家具・家電以外の不用品も回収してもらえます。

自治体にもよりますが、自分でゴミ処分場に不要の家具・家電を持ち込むことも可能です。

自治体によって値段は異なりますが、運搬手段を確保できれば、10kgあたり100円前後の安価で処分ができます。

このほか、小型の家電や家具は無料で回収してもらえるのも大きなメリットです。

一方、デメリットとしては以下のような点が挙げられます。

  • 冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビ・パソコンは回収してもらえない
  • 家の中から不用品の運び出しは原則不可
  • 回収日の融通が効かない

 

冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビは家電リサイクル法対象家電です。

一方、パソコンはパソコンリサイクル法に沿って処分しなければなりません。

どの自治体でもこの5つはゴミとして引き取れません。

家電リサイクル法対象家電は、リサイクル料金を払ったうえで家電量販店に回収してもらうか、自分で自治体が定めた業者の回収場所に持ちこんでください。

パソコンはパソコンリサイクルマークがついているパソコンならば、メーカーに無料で回収してもらえます。

また、タンスやベッドなどの大型家具の回収を依頼した場合、原則として家から運び出しはしてもらえません。

自分で回収場所まで持っていかなければならないので、注意してください。

このほか、回収日の融通が利かないのもデメリットです。

今すぐ不用品を処分したい場合は、別の方法を考えましょう。

 

民間の不用品回収業者を利用して不要な家具・家電を回収してもらうメリット・デメリット

民間の不用品回収業者とは、有料で個人宅や法人から不用品を回収している業者の総称です。

自治体のゴミ出しルールが厳しくなるにつれて、需要が増えています。

民間の不用品回収業者を利用して家具・家電を処分するメリットは以下のとおりです。

  • 一度に大量の不用品を回収してもらえる
  • 急な依頼も対応してくれる
  • 家電リサイクル法対象家電やパソコンも回収してもらえる
  • 家から大型家具などを運び出してくれる
  • 買取なども対応している業者もある

 

民間の不用品回収業者を利用する最大のメリットは、急な依頼にも対応していることや大量の不用品の処分にも対応してくれることです。

業者によっては、遺品整理やゴミ屋敷の片付けなどにも対応しているところもあり、2トントラック、4トントラックに積み放題プランを設けているところもあります。

このほか、家電リサイクル法対象家電やパソコンを回収している業者もあるので、家の中の不用品をまとめて処分してもらえます。

家から運び出しもしてくれるので、重い家具家電を処分したい場合にもおすすめです。

なお、業者によっては買取も行なっているので、家具家電を中古品として売却したい場合にも利用してみるといいでしょう。

一方、以下のようなデメリットがあります。

  • 業者によっては費用が多額になる
  • 業者によっては質が悪いところがある

 

民間の不用品回収業者は、自治体による回収に比べるとずっと費用がかかります。

同じものを回収してもらっても、数万円の差が出る場合もあるでしょう。

また、近年は業者と料金支払いを巡ってトラブルになるケースが増えています。

そのため、必ず複数の業者に見積もりを依頼する、見積もりを出してもらわない限り契約しないなど、自己防衛をしなければなりません。

特に、飛び込みでセールスを行なっている会社、町を軽トラックで流しながら回収を呼びかける業者などはトラブルが多い傾向なので気をつけてください。

 

不要な家具・家電は売却できる?

 

中古の家具家電も一定の需要があります。

査定に出して値段がつきやすい家具・家電の特徴は以下のとおりです。

  • 製造後5年までの新しい家電
  • 高額で多機能の家電
  • ゲーム機
  • 元値が高いブランド家具

家電は、元値が高く新しいほど値段がつきやすい傾向です。

したがって、まだ新しい家電が不要になった場合は査定に出してみましょう。

また、ゲーム機は据え置き機でも携帯ゲーム機でも一定の需要があります。

ゲーム機は古い製品でも需要があるため、すでに生産が終了したゲーム機でも査定に出してみましょう。

家具の場合はブランド家具やアンティーク家具は一定の需要があります。

新しくても組み立て家具や安価な家具はそれほど需要がありません。

不要な家具家電を売却したい場合は、買取実績が豊富な業者に依頼しましょう。

家電専門、家具専門のリサイクルショップもあります。

不用品回収業者に依頼してもいいでしょう。

 

家具・家電は寄付できる?

家具や家電を寄付したいという方もいるかもしれません。

寄付したい場合は、寄付を求めているNPO団体を調べてみてください。

福祉施設などにいきなり家具や家電を持ち込んではいけません。

現在は、家具・家電の寄付を求めている団体は少なめです。

どうしても捨てるのがもったいない場合は、自治体のフリーペーパーなどに「あげます」といった依頼を出してみましょう。

欲しい方が出てくるかもしれません。

 

まとめ:家具・家電はできるだけ早く処分しよう

家具や家電を処分すれば、引っ越し費用を大幅に減らせます。

例えば、家具や家電を引っ越しを機にすべて入れ替えたい場合などは、引っ越し前に処分しましょう。

現在は自治体のゴミ出しルールも厳しくなり、一昔前のようにゴミ収集場においておけば処分してくれることはありません。

特に、家電リサイクル対象家電やパソコンはどの自治体でもゴミとして回収はしないので、法律に沿って処分してください。

バラバラに分解しても回収してもらえません。

どうしても時間がなく、一度に不用品を回収してほしい場合は民間の不用品回収業者を利用してください。

早ければ、その日のうちに回収に来てくれます。業者によっては買取もしてくれます。

急いでいるときなどには便利です。

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ランキング2024.10.12更新

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