福岡から東京に単身で引越しする場合の料金相場は?安くなるコツも解説
引越し費用Contents
福岡から東京までの引っ越し料金は単身といえども高額になりがち
福岡から東京までの距離は直線距離で約885kmで、高速道路を利用すれば1,000kmを超えます。
引っ越し料金は荷物の量と距離によって決まるため、長距離の引っ越しは単身でも高額になりがちです。
単身の引っ越し費用の目安は、通常期と閑散期によって以下のようになっています。
荷物の量 | 通常期 | 繁忙期 |
少ない | 7万~10万円 | 8万~12万円 |
通常~多め | 9万~12万円 | 10万~15万円 |
単身者といえども福岡から東京までの長距離となれば、4人家族が同一県内の遠い場所~隣県に引っ越すぐらいの費用がかかります。
福岡から東京まで単身者が引っ越しする方法
福岡から東京まで単身者が引っ越しする方法は、引っ越し会社の「単身プラン」もしくは「単身引っ越しパック」を利用する方法があります。
単身プランとは、引っ越しトラックをチャーターする一般的な引っ越しの方法です。
1人暮らしならば2トントラックを使うケースが多く、事前に引っ越し業者のスタッフが家にやってきて荷物の量を見て見積もりを出し、その料金に納得すれば契約となります。
単身プランは通常期と繁忙期で料金の幅が大きい、契約までに時間がかかるなどデメリットもありますが、梱包材が一定数無料で、細かい要望が通りやすいのがメリットです。
例えば、日程の都合上どうしても翌日に荷物を届けて欲しい、といった場合は単身プランを利用しましょう。
一方、単身引っ越しパックは高さ130~175cm、幅104~108cm、奥行き74~105cm程度のコンテナボックスに入るだけの荷物を詰めて引っ越し先に運んでもらうプランです。
コンテナの大きさが決まっているため、事前の見積もりも必要ありません。
また、通常期と繁忙期で料金の幅が小さい、繁忙期でも予約が取りやすいといったメリットもあります。
その一方で、大型の家具や家電は搭載できない、複数のコンテナを1台のトラックに積むので輸送に時間がかかる、梱包材はオプション扱いで有料、などのデメリットもあります。
それぞれの料金だけでなく、メリット・デメリットを比較したうえでどちらのプランを選ぶか決めましょう。
福岡から東京まで単身者が引っ越しする場合の引っ越し業者選び
福岡から東京まで引っ越しをする場合、全国に支店を持つ大手引っ越し業者を利用するか、地域密着型の中小の引っ越し業者を依頼するか迷う方も多いでしょう。
全国に支店を持つ大手引っ越し業者なら、全国の引っ越しに対応してくれます。
料金も全国統一されており、単身プランと単身パックの両方に対応しているところもあります。
また、無料サービスも充実しているところもあります。
その一方で、繁忙期に予約が取りにくい値段が高めといったデメリットもあるので、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。
地域密着型の中小の引っ越し業者を利用する場合、最初に長距離の引っ越しに対応しているかどうか確認しましょう。
地域密着型の中小引っ越し業者の場合、対応地域が限られている場合もあります。
中小の引っ越し業者は全国に支店を添加する大手引っ越し業者に比べて利用者が限られている分、繁忙期でも予約が取りやすい、料金が安価な傾向があることがメリットです。
料金だけでなく、荷物の到着日や引っ越し作業をする時間などを考えて業者を選ぶといいですね。
一括見積もりサイトや引っ越し業者の比較サイトなどを利用して情報を集めると判断がつけやすいでしょう。
なお、福岡から東京まで引っ越しする場合、荷物の到着は翌日以降になるのが一般的です。
福岡から東京まで単身者が引っ越しする際の料金をできるだけ安くするポイント
福岡から東京まで単身者が引っ越しする際の料金を抑えるには、以下3つのポイントがあります。
- 荷物は可能な限り少なくする
- 繁忙期を避ける
- 午後便を利用する
引っ越しの料金は前述したように距離と荷物の量で決まります。
行き先が東京と決まっているならば、料金を下げるには荷物を減らすのが一番です。
例えば、大型の家具や家電を持っていくのではなく、インターネットの通販サイトで購入して引っ越し先に配送してもらえば、それだけ荷物を減らせます。
また、東京で暮らす期間が限られている場合、家具家電付きのマンションを利用したりレンタル家電・家具を利用する方法もあります。
このほか、シェアハウスを利用すれば、生活に必要な道具が一通り揃っているので、着替えと身の回りだけ持って引っ越すことも可能です。
引っ越し時期をある程度自由に選べるなら、2月下旬~4月上旬場での繁忙期を避けましょう。
特に、3月~4月上旬の土日は予約を取るのも一苦労なときもあり、料金も高めです。
9月の土日も繁忙期に当たるので可能ならば避けましょう。
どうしても繁忙期に引っ越さなくてはならない場合、平日に引っ越しを依頼すると料金がお得になるところもあります。
これに加えて、引っ越しの時間も工夫しましょう。
引っ越しには午前中に作業する午前便と、午後に作業する午後便があります。
福岡から東京に引っ越す場合、特別に依頼しなければ荷物の到着は翌日以降です。
ですから、午後に引っ越し便を送り出して夕方~翌日にかけて東京へ出立しても荷物の到着に十分に間にいます。
午前便に比べると午後便は予約も取りやすく、料金も安めの傾向があるので一度見積もりを出してもらいましょう。
福岡から東京まで引っ越し業者を使わずに引っ越しは可能?
引っ越し料金を節約するために、引っ越し業者を使わずに引っ越しをしようと考える方もいるかもしれません。
例えば、大きめの車を持っている場合は、自分の車に荷物を積んで引っ越しをしようと計画する方もいるでしょう。
福岡から東京まで、車で行こうとすると約1,000キロの距離を運転しなければなりません。
ガソリン代のほか、高速代もかかります。
合計すれば業者に依頼するのとそれほど変わらない金額がかかるでしょう。
また、一般車では大型の家具や家電は積めません。
軽トラックの荷台ならと思う方もいるかもしれませんが、軽トラックの荷台は地面から2.5mという高さ制限があります。
ホロもかけないと雨が降れば荷物がずぶ濡れになるでしょう。
愛車を自分の手で福岡から東京まで運びたいといった理由ならば、福岡から東京まで自動車で行ってもいいでしょう。
しかし、節約のために福岡から東京まで自分で荷物を運ぶのは避けたほうが無難です。
できたとしても、到着した後の片付けも大変です。
ただし、引っ越し荷物がダンボールに10箱以内に収まった場合、宅配便を利用したほうが単身パックを使うより安い場合もあります。
日付指定をすれば、荷物が先に着くこともありません。
どちらが安いか比較してみましょう。
福岡から東京まで単身で引っ越す際の注意点
福岡から東京まで単身で引っ越す場合、転出届など引っ越しの際に必要な手続きをしっかりと行っておきましょう。
現在は引っ越す際に必要な手続きも郵便やネットで行なえるものが増えましたが、時間と手間がかかります。
また、遠方に引っ越してしまうと「手続きし忘れたから、ちょっと前の家に戻ろう」というわけにもいきません。
特に、ケーブルテレビなどその地域にしかないサービスを申し込んでいた場合、引っ越してからの解約手続きはややこしくなる場合もあります。
引っ越し準備中は何かと忙しいですが、忘れないように気をつけましょう。
まとめ
福岡から東京まで引っ越しする場合、単身でも10万円近い費用がかかります。
できるだけ引っ越し費用を節約したい場合は、荷物を可能な限り減らしましょう。
大型家電や家具は別途配送してもらうなど工夫するだけで、費用を抑えられる場合もあります。
このほか、引っ越し時期や方法も比較してみるのもおすすめです。