福岡県で引っ越しや移住の際に利用できる支援金・補助金制度とは？利用できる条件を解説

福岡県で引っ越しの際に利用できる支援金を紹介

引っ越しにはまとまった費用が必要です。
特に、2月末～4月までの繁忙期に遠方へ引っ越しする場合、単身者でも10万円以上の費用がかかるケースも珍しくありません。
「引っ越しが必要でも、費用が用意できないので難しい」と悩んでいる方もいるでしょう。
福岡県では、自治体によって引っ越しの際に利用できる補助金があります。
ここでは、福岡県や福岡県内の市町村が実施している引っ越しの際に利用できる補助金を紹介します。

子育て世帯住替え助成事業

「子育て世帯住替え助成事業」とは、18歳までの子どもがいる世帯と妊娠している方がいる世帯を対象に、引っ越しに必要な費用を補助してくれる支援金です。
補助金の基本額は15万円、子どもが2人以上いる世帯は5万円追加、さらに親と同居、または近居する方は5万円追加されます。
つまり、最大25万円の補助金を受けられる制度です。
福岡市内での引っ越しおよび、福岡市外から市内への引っ越しをする方が利用できます。
福岡市内から市外への引っ越しは利用できないので注意してください。
利用条件は以下のとおりです。

＜子育て世帯住替え助成事業の利用条件＞

• 引っ越し先が民間の賃貸住宅や購入した中古住宅であること
• 18歳までの子どもがいる世帯、もしくは妊娠中で母子手帳の交付を受けている世帯であること
• 賃貸物件からの引っ越しであること

なお、持ち家からの引っ越しは、配偶者と離婚した場合やDV等で家から避難が必要な場合は利用できます。
また、一定の床面積の住宅に引っ越しする、家賃の条件がある等の条件もあるので、詳しくは「令和7年度子育て世帯住替え助成事業」のパンフレットを参照してください。
年収等の制限はありません。
令和７年度（2025年度）は令和8年2月28日まで利用可能です。
子育て世帯で福岡市内、福岡市外から市内へ引っ越しする場合は利用を検討してみてください。

住居確保給付金

住居確保給付金は、厚生労働省が実施している支援金です。
生計を維持していた方が死亡や離職、休業等をして収入が著しく減少し、住宅を失った方や住宅を失う恐れがある方に対して支給されます。
福岡市だけでなく、全国の市町村で支給を受けられます。
住宅確保給付金は「家賃補助」と「転居費用補助」の2種類があり、住んでいるところが持ち家か、借家かで利用できる補助金の内容が異なるので注意しましょう。
また、家賃補助、傷病手当等、他の収入補助を利用している場合は併用はできないので注意しましょう。
住居確保給付金の詳しい利用条件は、福岡市の公式ホームページを確認してください。
転居費用補助の場合は、単身者で18万8,000円、2人世帯の場合で20万円と世帯人数が多いほど支給額も増えていきます。
「福岡市生活自立支援センター」と「福岡市生活自立支援センター分室」で申請を受け付けており、審査の上支給が決定します。
生活が苦しいが引っ越しが必要、といった場合に利用を検討してみてください。

福岡県に県外から移住した場合に利用できる補助金

福岡県では、北九州市や八女市など福岡市以外の自治体に県外からUターンやIターンを希望する方に、移住のための補助金を設けています。
特に、東京・名古屋・大阪の三大都市圏から福岡県に引っ越しを希望する方は、さまざまな職業の方が利用できます。
また、農業をしたい方や、保健師や看護師、介護職など特定の職業であれば、都道府県を問わず県外からの移住者が利用可能です。
例えば、長崎県、佐賀県、熊本県、鹿児島県といった同じ九州内の都道府県からでも、農業や介護職、医療職として働くならば、福岡県に移住すると補助金が利用できます。
補助金の額は、単身者で60万円、家族連れの世帯だと最大で100万円です。
詳しく知りたい方は、福岡県庁の公式ホームページ内にある「福岡県移住支援事業」をチェックしてみてください。
もちろん、引っ越し費用としても活用できます。
ただし、移住のための補助金なので、3年以内に再転居した場合は補助金の返還を求められる場合があります。
利用を検討している方は、事前に情報を集め、移住や転職の計画を入念に立てたうえで申請をしましょう。

福岡県で引っ越しの際に利用できる支援金を申請する際のチェックポイント

福岡県で引っ越しの際に利用できる補助金を申請する際は、以下の項目をチェックしましょう。

＜補助金を利用する際のチェックポイント＞

• 補助金を利用する条件に合っているか
• 補助金の申請方法
• 補助金が受け取れる時期
• 補助金の額

自治体をはじめとして公共の補助金を利用するには条件があります。
まずは、利用条件を満たしているか確認しましょう。
福岡県、福岡市の公式ホームページでチェックできます。
また、生活が困窮している場合は「生活自立支援センター」での相談も行っています。
なお、補助金の中には、子育て世帯住替え助成事業のように引っ越しが終わってから補助金の申請ができるケースもあるので、注意が必要です。

福岡での引っ越しはジャック引越センターがイチオシ

福岡県にはたくさんの引っ越し業者があります。
引っ越し資金が確保できたら、引っ越し業者選びが必要です。
福岡市で引っ越し業者を探しているなら、ジャック引越センターに相談してみましょう。
ジャック引越センターは、福岡に本拠地を置く地域密着型の引越し業者です。
全国への引越しに対応しており、単身者や家族、さらに法人の引っ越しまで幅広く対応しています。
また、スタッフのスケジュールがあいている場合は、即日の引っ越しも対応が可能です。

ジャック引越センターは、TVやラジオ等でCMを流していません。
オンラインで利用できる一括見積もりにも登録していないので、大手の引っ越し業者に比べると知名度は低めです。
しかし、広報にかかる費用を引越し費用に還元しているため、他業者に比べて引越し料金がお得です。
また、大手引っ越し業者に劣らない引っ越しプランや有料、無料の各種オプションを取り揃えています。
予算や引っ越し先、引っ越し荷物の量等によって柔軟な組み合わせが可能です。

一例を挙げると、子育てで忙しい場合は「らくらくコース」や「便利コース」といったスタッフが荷造りから荷解き（らくらくコースのみ）までスタッフが行ってくれるコースを利用すると、スムーズな引っ越しができるでしょう。

まとめ

福岡県や福岡市では、引っ越し費用を補助してくれる補助金が複数あります。
利用には条件がありますが、「引っ越ししたいが、引っ越し業者に支払うお金がなくて我慢している」と悩んでいる方は一度相談してみましょう。
また、福岡県外から福岡県内に移住したい方を対象に利用できる移住支援の補助金も利用できます。
なお、福岡県で引っ越し業者選びに迷ったら、ジャック引越センターに見積もり作成を依頼して相見積もりをしてみてください。
プランだけでなくオプションも豊富なので、予算やスケジュールにあった引越しプランが選べます。
プランによっては他の引っ越し業者より費用を節約できます。