一人暮らしで福岡から東京へ引越しする場合の費用相場は?安くする方法も解説
単身での引越しContents
一人暮らしで福岡から東京へ引越す場合の費用相場
福岡から東京までの距離は約800kmで、長距離引越しに該当します。
引越し料金は荷物の量と引越しの距離で決まるため、一般的な一人暮らしの荷物量で引越す場合以下の金額が相場です。
- 繁忙期(2月末~4月半ば、9月):15万円代
- 通常期(4月半ば~8月、10月~2月半ば):8万円代
800kmもの距離がある引越しは一人暮らしとはいえ10万円近い金額がかかります。
また、100kmを超える引越しの場合、搬出した荷物は当日に到着しません。
2~3日かかると考えましょう。
したがって、福岡から東京へ引越しする場合は日程に余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
引越し後すぐに就学や就職する場合は、しばらく生活に困らないように着替えやキッチン用品などを手で持っていくといいでしょう。
福岡から東京へ一人暮らしの方が引越しする際の費用を節約する方法
福岡から東京へ引越しする場合、どうしても一定の費用はかかります。
しかし、荷物を減らせば多少は費用が減らせます。
具体的には、以下のような方法があるので検討してみましょう。
- 引越し会社の単身パックを利用する
- 引越し会社を使わずに宅配便で荷物を送る
- 引越し会社独自のお得なプランを利用する
単身パックとは、高さ130~175cm、幅104~108cm、奥行き74~105cm程度のコンテナボックス1~2個に荷物を入れて運ぶ方式です。
大型家電や家具は入りませんが、単身向けの冷蔵庫や電子レンジ、布団などは十分に入ります。
家具や家電を何も入れなければ、ダンボール20箱は入るでしょう。
単身パックは複数の引越し会社で行なっているサービスです。
また、家具や家電は別所で購入してすべて新居に搬入してもらい、引越し荷物がダンボール10箱までならば宅配便を利用したほうが安あがりなケースもあります。
家具家電付きの部屋に引越す場合も荷物は最低限で済むため、検討してみましょう。
このほか、引越し会社によっては独自のお得なプランを提供しているところもあります。
例えば、東京と福岡に支社がある引越し会社の場合、東京から福岡まで引越し荷物を運んできたトラックを利用するとお得に引越しできる可能性があるでしょう。
引越し会社を探す際に、独自の格安プランがあるところを探して比較検討してみてください。
繁忙期に引越し費用を抑える方法
ごく一部の例を除き、引越し時期は大きく変更できません。
特に、就職が進学で引越す場合、2月末~4月初めの繁忙期に引越さなければならない場合も多いでしょう。
繁忙期に遠方に引越す場合は、単身者でも15万円以上はかかります。
費用を少しでも節約したい場合は、平日に引越しを依頼したり、午後便を利用しましょう。
繁忙期の中でも休日は引越し希望者が多いので、どうしても価格は上がります。
反対に平日は希望者が少ないため、繁忙期でもまだ安く依頼できる可能性があるでしょう。
また、午後便とは文字どおり午後に出発する便です。
午前に出発する便と比べて到着が遅くなる分、費用も安く済むところもあります。
東京までは1日では荷物が到着しないので、午後便にしても大きな影響はないでしょう。
少しでも費用を抑えたい場合は検討してみてください。
福岡から東京まで一人で引越しする際の引越し業者選び
福岡から東京まで引越しする際は、業者選びに注意しましょう。
引越し業者には、全国に支店を置く大手引越し業者と地域密着型の業者の2種類があります。
引越し費用を抑えたい場合は、地域密着型の小さな業者を利用するほうが良いと言われていますが、福岡、東京間のような長距離を引越す場合は注意が必要です。
地域密着型の引越し業者の場合、遠方への引越しに対応していないところもあります。
引越し業者を選ぶ際は、福岡から東京への引越しに対応しているかどうかまず確認してください。
通常期に引越す場合複数の業者から相見積もりを作ってもらい、比較検討しましょう。
現在は、引越し業者の一括比較サイトも豊富なので、活用してみてください。
一方、繁忙期に引越しする場合は、業者の確保を第一に考えてください。
近年は人手不足の影響で、繁忙期は希望日に引越しできないケースも増えています。
特に、土日が引越しを希望する場合は早めに引越し業者に予約を入れましょう。
引越し業者の選定は1ヵ月前が一般的ですが、繁忙期の土日に引越す場合は2ヵ月前には抑えておくと安心です。
なお、引越し業者が決まったら、可能ならば家に来て見積もりを出してもらいましょう。
近年はネットや電話でも見積もりができる引越し業者も増えています。
荷物が少なければいいのですが、荷物が多い場合当日追加料金が必要な場合もあります。
一人暮らしだけれど1K~1LDKの家が荷物でぎっしりという場合は、業者に家まで来てもらって見積もりをしてもらいましょう。
そうすれば、引越し作業もスムーズに進みます。
福岡から東京へ一人暮らしの方が引越す場合のスケジュール
福岡から東京へ一人暮らしの方が引越す場合は以下のようなスケジュールで動きましょう。
- 1ヵ月前まで:引越し会社を決める・不用品の始末を始める
- 10日前まで:引越しに伴う手続きを完了させる、荷造りを本格的に開始する
- 前日まで:引越しの荷造りを99%終らせる
- 当日:荷物の搬出を立ち会う、東京へ移動開始
- 引越し翌日:新居の整理
- 引越し2日目:荷物の搬入
一人暮らしの引越しは、家族連れの引越しに比べて荷物の量が少なめです。
しかし、だからといって引越し直前まで何もしないでいると当日慌てることになるでしょう。
引越し10日ほど前から普段使わないものから荷造りを始め、前日までにおおよその荷造りは終らせてください。
当日荷造りが終っていないと、引越し作業ができません。
なお、2~3日暮らすのに問題のない程度の着替えなどはスーツケースに入れて移動すると荷物の到着が多少遅くなっても大丈夫です。
また、引越しの際は転出届、ガスや水道などの解約届、インターネット回線の解約、転居届、金融機関の住所変更届などさまざまな事務手続きが必要です。
特に、転居届は出し忘れてしまうと転入届も出せません。
郵送で申し込みも可能ですが、時間がかかるので可能ならば早めに市区町村の窓口で出しておきましょう。
引越し当日は、運び出しが終ったら賃貸物件に住んでいる場合は、大家さんや管理会社に立ち会って最後の点検をして鍵を返します。
このほか、遠方への引越しの場合は自分が移動するための交通手段も確保しておきます。
福岡から東京までなら新幹線のほか、飛行機も選択肢にいれましょう。
また、到着が遅くなった場合はホテルを取った場合も良いケースがあります。
引越しの搬出時間に合わせて臨機応変に対応してください。
まとめ:遠方への引越しはある程度費用がかかる
福岡から東京へなど、移動距離が100km以上の引越しは一人暮らしでもある程度費用がかかります。
極限まで引越し費用を抑えたい場合は、荷物を減らすことを第一に考えましょう。
大型家具や家電が全くないだけで、引越し料金を減らせます。
ダンボールだけならば引越し業者に依頼しなくても宅配便だけでOKな場合もあります。
また、引越し荷物は当日に到着しないので、1~2日は暮らせるだけの荷物を持って移動しましょう。
場合によってはホテルを取る、移動を翌日に回すなど対処が必要です。