【2024年版】引越し作業が丁寧な業者を知りたい!確認する方法を紹介
引越し準備Contents
引っ越し会社に丁寧さが求められる
引越しする際、ほとんどの方が引っ越し会社に依頼して荷物の梱包・搬入・搬出などの作業を行ってもらいます。
引っ越しする際に運搬してもらう大型家具や家電は高価なものが多く、万が一作業中に傷ついたり壊れたりすれば、大変な損害です。
また、高価なものではないけれど、依頼者にとって思い入れのある品も傷ついたり壊されたりしても取り返しがつきません。
引っ越し作業は持ち運びが推奨されないものを含め、さまざまな荷物を一度に運搬する作業です。
安全・安心に引っ越し作業を完了するためにも、引っ越し業者は忙しくても丁寧さが求められます。
引っ越し業者に依頼すれば荷物は丁寧に扱ってもらえる?
引っ越し業者は、引っ越し作業のプロフェッショナル集団で専門のサービスを日々提供しています。
特に、正社員は引越し荷物の取り扱いには、厳しい社内教育を受けています。
しかし、国民生活センターには毎年約2,000件前後の引っ越しトラブルに関する相談が寄せられており、その中には「梱包や運搬作業中に荷物を傷つけたり壊されたりした」といったものもあります。
もちろん、寄せられた全ての相談が荷物の破損に関するものではありません。
また、ほぼ全ての引っ越し業者が引っ越し作業中におこした損害に対して補償をする保険に入っています。
したがって、荷物が破損しても金銭という形に限られますが損害を補償してもらえます。
その一方で、補償の金額を巡ってトラブルになる事例も決して珍しくはありません。
また、引越し作業の際には、荷物以外にも家や集合住宅の共有部が破損されるケースもあります。
賃貸物件の場合、家の設備や共有部が破損すると大家さんや管理会社と補償に関して話し合わなければならず、解決まで時間と手間がかかります。
引っ越し作業だけでも手間と時間がかかるので、ほかの問題は可能な限り抱えたくありません。
そのため、引越し業者に依頼する場合は丁寧な作業をしてくれるところを選ぶことが重要です。
丁寧な引っ越し業者を選ぶポイント1:口コミを参考にする
丁寧な引っ越し業者を探す際は、業者のホームページと共に口コミサイトも確認しましょう。
口コミサイトとは、実際に引越し業者を利用した方の率直な感想を聞けるサイトの総称です。
特に全国に支店を置く大きな引っ越し会社の場合は、幅広い意見が聞けます。
引っ越し業者のホームページにも引っ越し会社を利用した方の感想が掲載されているところもあります。
しかし、引越し業者のホームページに掲載されている利用者の声は「利用してよかった」という良いものばかりです。
一方、口コミサイトはマイナスな評価を含め利用者の生の声が聞けます。
匿名ですが、参考にはなるでしょう。
直近に、スタッフと家財や家の破損を巡るトラブルがあったといった口コミが多い業者は避けてください。
反対に「丁寧な作業をしてくれました」といったプラスの口コミや評判が多い業者は満足度の高いサービスを提供してくれる可能性が高いため、しっかりピックアップしておきましょう。
丁寧な引っ越し業者を選ぶポイント2:見積もりにきたスタッフの態度をチェックする
一般的な引っ越しの場合、見積もりを依頼すると引っ越し会社のスタッフが家に来て見積もりを作成してくれます。
この際、見積もりに来たスタッフの態度をチェックしましょう。
丁寧な仕事をしてくれる業者は、見込み客も大切にします。
したがって、見積もりにきたスタッフの態度が今一つだった場合は、他社の利用を検討したほうが良いかもしれません。
見積もりに来たスタッフの態度が良くない場合は、ほかの人も同程度の可能性があります。
丁寧に引っ越し作業をしてもらうコツ1:繁忙期の利用はできるだけ避けよう
日本では、2月下旬~4月上旬、9月に引っ越しが集中しがちな時期です。
実際、引っ越し会社に作業を依頼すると、2月下旬~4月上旬、9月は繁忙期として料金が高めです。
繁忙期は引っ越し会社も大変忙しく、1日に何件も引っ越し作業をする日も珍しくありません。
ベテランの従業員だけでは手が足りず、アルバイトを大量に雇用するところもあるでしょう。
普段は丁寧な仕事をしている会社であっても、繁忙期は忙しさのあまりスピード優先になりがちです。
さらに不慣れなアルバイトが作業に入ると、どうしてもミスが起こりがちです。
同じ繁忙期でも、平日ならばまだ余裕のある会社が多いので、繁忙期に引っ越しする場合は平日にお願いするなど工夫しましょう。
丁寧に引っ越し作業をしてもらうコツ2:取扱いが難しい荷物を運搬した経験がある業者に依頼する
一般家庭でも、パソコンをはじめとする精密機器やピアノなどの大型楽器、高価な家具や食器類を所有しているところが珍しくありません。
荷物の中には、運搬に慎重を求められるものもあるでしょう。
例えば、パソコンなどの精密機器は振動や衝撃に弱い傾向です。
また、大型楽器や家具・食器類・美術品などは少しの傷やカケで価値が大幅に下がるものもあります。
したがって、取扱いが難しい荷物の運搬を依頼したい場合は、取り扱った経験が豊富な業者に依頼しましょう。
見積もりを作成する際、スタッフに聞けば教えてもらえます。
どうしても不安な場合や絶対に壊してほしくない場合、事情があって取り扱いの経験が少ない引っ越し会社に依頼しなければならない場合などは、その荷物だけ別の運送会社に依頼しましょう。
引っ越し作業は可能な限り引っ越し業者に依頼する
引っ越し作業は、引越し業者以外に運送会社や不用品回収業者なども行っています。
また、運送以外の引越し作業のサポートは、便利屋業者にも依頼できます。
運送会社の中には、引っ越し作業部門があって専門のスタッフがいるところもあるでしょう。
そのような会社は、引っ越し業者同様に信頼できます。
しかし、引っ越し作業も行うが経験が少ない会社に依頼する場合は、注意が必要です。
そのような会社は、荷物の破損に対応する保険に入っていない場合もあります。
荷物の破損を巡るトラブルが発生を予防する方法
荷物の破損に関する補償を巡るトラブルを予防するためには、以下のような方法があります。
- 荷物の梱包・搬入・搬出は可能な限り立ち会う
- 取り扱いが難しい荷物はその旨を必ず作業前に伝える
- 荷物を搬出したら部屋の中だけでなく共有部もチェックする
- 荷物を搬入する前に部屋の写真を撮っておく
- 荷物の搬入が終わったら部屋全体をチェックする
- 破損する恐れがある荷物は引越し業者のスタッフがいるときに開封する
荷物が破損した場合、「誰が・いつ」破損したのかが重要です。
荷物の搬入や搬出、梱包をチェックしていれば運送中以外は破損したらすぐに確認できます。
また、荷物の搬入前の写真を撮っておけば「最初から傷がついていたり破損していたりしました」といった言い訳を防げます。
このほか、破損する恐れがある荷物や丁寧に扱うように求めた荷物は、搬入後にすぐ開封しましょう。
家具や家電も引っ越し会社のスタッフがいるときに破損がないかチェックするのがおすすめです。
そうすれば、引っ越し作業中に破損が生じたと断定しやすくなります。
まとめ:引っ越し業者は丁寧な作業をしてくれるところを選ぼう
引っ越し業者を選ぶポイントがいろいろありますが、知名度や費用だけでなく作業の丁寧さもチェックしましょう。
特に、新居への引っ越しなどの場合、家財や住居に引っ越し作業後に傷ついているとわかったら大きなトラブルに発展する可能性があります。
精密機械、楽器といった扱いが難しい荷物はもちろんのこと、通常の荷物も丁寧に扱ってくれる業者を選びましょう、